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高岡市倫理法人会のモーニングセミナー。今日20日は山科森くんの登場とあって、仕事は混んでいても、行かねばなるまい。
朝6:00ギリギリに潜入成功。

そこで山科くんの語ってくれた、「共」の概念が良かった。

彼の見解は、「公共と私と二つにみるのではなく、公と共と私と三つにみる」というもの。
公民館ではなく、共民館なのではないか。
私有ではなく、関係者の共有とみるべきなのではないか。
公道私道ではなく、共道。
公営市営ではなく、共営。

素晴らしい。目からウロコとはこのことである。すべての問題が、みんなの問題になる。
小矢部にできるという美術館が、できる前からつまらなくなってしまった?理由も、一刀両断でスッキリ。

6月末からこのブログでは、日本人の「公私混同」について何回かシリーズで書いた。
 公私混同(その1)
 地産地消という公私混同
 学校・企業(公私混同・その3)
 家族(公私混同・その4)

公と私の境に「共」をもってくると、より理解が深まるように思う。

行政が中央集権なら、地方分権はお隣を誘ってみることからしか始まらないのだ。
自分のその他の投稿も、「共」の概念をもとに、見直してみたい。


さて、今回の山科くんの話のメインは「ELABOとは何か」ということである。
(上の文字に、フェイスブックページをリンクした)
興味のある方もない方も、一度は訪れてほしい。

共の概念を大切に、「ど真ん中を生きる」山科くんと、その仲間たちに、私は全面的に賛同。おっさんにできることはあまりないが、応援していこうと思っている。

商工会議所の諸君や役所の商工課など、「働きかけても周囲が動いてくれない」などと悩むくらいなら、初めから山科くんに相談しなはれ。


(8月21日、大幅に加筆修正)