もはや右や左やという見方も時代遅れかもしれないが、政治の世界に、保守であるか革新であるかというような色分けはつきものだ。
ベーシックインカムのような議題には、右も左も参加できる、という利点がある。もちろん、その意味づけや価値観には大きな違いがあるから、議論の方はなかなかかみ合わないだろうが。

今の政治状況を打開するのに、現状の政党と政治家には任せられないという思いは、現役の国会議員も含めて過半数だと思う。
が、政党助成金・小選挙区(とそれを補完する複雑な選挙制度)・立候補における供託金・公職選挙法など、
日本の選挙制度は圧倒的に現役に有利になっている。
政治を変えるときは選挙に関する法律を変えなければならないのに、法律を変えるのは、古い体制で選ばれた国会議員そのものなのだ。

まずは、誰かが「選挙管理国会」を提案すべきであろうと思う。総理大臣が急遽欠けた場合など、「選挙管理内閣」といわれるものができて、総選挙までの約束で総理大臣を選んだりする、そのマネだ。
選挙制度を変え、直ちに選挙をやり直す。それだけのマニフェストで、政党の枠を超えた多数派を集めるのだ。本人が仮の総理大臣、各大臣は経験者でも充てればいい。

選挙制度は、シンプル、かつ慣れた方式とする。
たとえば衆議院は3人から5人の中選挙区を復活して、人口30万人につき定員一人を徹底すればいい。
参議院は比例区50人+選挙区。

議員は減る。一票の格差と死に票は参議院選挙区だけの問題になり、比例区で調整される。

ついでに、改正しにくい憲法を改正しやすく改正する、というのもやればいい。
議員の2/3が必要だから簡単ではないが、要するに憲法改正の発議を、議員の1/2でOKなように、条件を緩めるだけだ。
憲法だからといって、60年もそのままでいいわけがない。
変えてみて、はかばかしくなければ、また改正する。たとえば、さっさともとに戻す、なんてことがあってもいいのだ。

これも、承認のための国民投票が実施されるのなら、同時に解散してしまっていい。

とにかく、自己変革のためには、一度「リセット」が必要だ。
リセットボタンは、プログラムの中になはい。外部からの強制終了しかないのだ。


「ブログ村」に登録してます。
政治のブログって、読者のわりにいっぱいあるような。

にほんブログ村  

「人気ブログランキング」にも登録してみました。
今は三橋貴明さんがぶっちぎりのトップです。

政治 ブログランキングへ    

フェイスブックのお友達も受付けています。
メッセージを添えて申請してくだされ。
http://www.facebook.com/minoru.hoda