刑務官に装着式カメラ 受刑者を「さん」付け検討を 第三者委

 法務省

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”名古屋刑務所の複数の刑務官による受刑者への暴行問題を受けて、有識者の第三者委員会は、全国の刑務官を対象に、不適切な言動を抑えるため、装着式のカメラを導入するほか、受刑者を呼び捨てにせず、「さん」付けにする検討を行うなど、再発防止策を提言しました。”(記事タイトル・写真・一部記事はNHK WEBより引用)
 
 第三者委員会は、受刑者を呼び捨てにせず、「さん」付けにする」検討の提言をした、らしい。
 違和感を抱く。今、学校では、”呼び捨て”を控える指導をしているのか、分からないが、歴史的に日本の学校、家庭では、”呼び捨て”は普通に行われていた。これは決して”人権”を軽んじて呼び捨てにしているわけではない。運動や競技の現場では教師、コーチは普通に呼び捨てである。
 
 受刑者を呼び捨て、にするのは人権を軽んじている、蔑ろにしているという観かたはいかがなものか?
 
 理不尽にも殺されてしまった方の遺族、障害を負わされてしまった方、その他立ち直れないほど精神的苦痛を負った方の家族の方々からすれば、「呼び捨て廃止」は納得のいかない、逸脱した”人権配慮”だと思われるのではないか。
 
なお、第三者委員会は、

 

令和5年6月21日

名古屋刑務所職員による暴行・不適正処遇事案に係る 第三者委員会

 

提言書

 ~拘禁刑時代における新たな処遇の実現に向けて~

⑶ 対被収容者の対策

 ア 受刑者の呼称の改善・職員の識別票の導入

の中で

呼称を変更する場合には、その旨を現場に単に指示するのではなく、「なぜ呼称を変更する必要があるのか」という点を丁寧に説明し、現場職員から納得を 得る努力をする必要があると考えられる。
 
と提言をしている。
 
「日弁連」は、「死刑廃止」を訴えているが、被害者遺族の心情を無視したその姿勢は到底許せない。世界の流れがいかなるものであっても、日本は日本。歴史・伝統・文化を軽視した風潮は日本の”国体”をおかしくするばかりである。LGBTや同性婚もしかり。第三者委員会の、「さん」付け検討提言もしかり。
 ”人権”を盾に無理やり法制化しても現場、国民感情から却って反発されるだけである。
 

 

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