いつになったら、「避難者0」になるのだろう……


2015年11月1日。

あなたはこの日、どこでどんな生活をされましたか?


全6,984人の避難者の内、埼玉県内870人。
(発表/福島県双葉町)


2011年では無く、現在の最新情報です。

http://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/4934.htm



この数は双葉町民のカウントですが、避難されているのは他の町の方も同じ。



原発事故から4年9ヶ月が経とうとしています。

私が双葉町の方々に会いに行くのは、避難所「騎西高校」の校舎で生活されていたときからのご縁です。

避難所に行ける距離に私が住んでいた。

だから支援活動を始めました。


 
【これまでの活動や収支報告】http://nonukescitysaitama.web.fc2.com/

 



昨年閉鎖されたとはいえ、双葉町が発表しているように解決したわけではありません。







私たちの活動でお世話になっているのが、こちら。

「双葉栴檀(せんだん)広場」

 


双葉町の方が運営されている交流所です。


今回は「あんみつと日本の唱歌を楽しむ会」というイベントを主催。



私たちが活動を続けられるのは、カンパくださる皆様のおかげです。

いつもありがとうございます。

今回もお預かりしているお金を使わせていただきました。




白玉、寒天、あんこは手作り。


 
 



栗とフルーツをトッピングしました。

 



甘い物だけでは……と、漬け物も準備。



集まってくださった双葉町の方と一緒に歌も。

 
 
 

この活動はボランティアであると共に、避難されている方とそうで無い方との架け橋作りでもあります。

原発についての私の個人的意見を押しつけるのでは無く、ボランティア参加いただいた方にこの時間から何かを感じて欲しいという活動でもあります。





2011年の震災後、東北ボランティアに何度か参加しましたが、問題になっていたのが「ボランティアとは何か?」ということです。



ボランティアする側のエゴ。

していることに酔いしれる人。


ボランティアの行動、発言は、被災されている方の心に対してのものなのか……


主催する人間として、無意識に陥ることが一番怖いです。

自分自身だけで無く、参加者にもそうした人を入れてはなりません。



今回、双葉町の方からいただいた言葉。

「知っている顔ばかり!」と笑顔でおっしゃってくださったり、「ありがとう」とおっしゃってくださったり。

今のところは、私たちの活動は大丈夫かな……と感じました。




こうした活動を必要としない状況が早く来て欲しい。



まずは被害に遭われている方々にできることを。

次に、これ以上被害者を増やさないことを。


今日は福島で生まれた子の話しや、向こうで生活されている方のお話しも伺いました。



私は私に出来ることを続けます。

あなたは、あなたが出来るときに出来ることを行ってください。