みなさまお久しぶりの投稿になります

 

最大で10日間のなが~いゴールデンウイークも終了しましたね

 

当院でも通常診療が始まり1週間がたちます。

5月病が例年よりも多いとのことで、退職代行会社も繁盛しているとか。

 

それはさておき、今日は歯周病のお話です。

歯周病には、バイオフィルムといったプラーク(磨き残し)の除去が大切なんですが、歯周病になると

骨が吸収、歯茎が下がってきます。

 

奥歯は根の形態が複数あり、その分岐部が出てしまうと歯周病の治療はかなり、厄介になってきます。

 

この分岐部の位置が、根の方にあればあまり、分岐部は口腔内に出てこないのですが、歯冠のほうに

位置している場合は少しでも骨吸収が進んでしまうと分岐部が露出してしまいさらに歯周病を進行させてしまうことにもなってきます。

 

上顎の大臼歯や小臼歯などは頬側と口蓋側に根がありますから、歯の前と後ろにも(近遠心的に)分岐部が

存在しその場合のメンテナンスがかなり困難になってきます。

 

レントゲンを撮影しても分かりにくいことが多いため、歯周病のオペをして初めて気づくこともあります。

 

歯周病が進行していく過程において、もともと持って生まれた歯の形態や根の形態によっても進行が変わっていくということです

 

しかしながら、プラークコントロールはとても重要ですので当院では歯磨きのみならず歯間ブラシの使用を推奨しています

 

 

なかなかアポイントが取れない状況になっておりますので早めのお電話をお待ちしております。

 

院長