今回の盆休みは天気予報が微妙+台風接近もあったので、直前まで出掛けるか迷ったあげくノープランで出発。
最初の予定は新潟付近を観光して山形県まで足を伸ばすか考えてたのですが、昼頃にホテルを予約しようとしたら満室だらけ、厳密には新潟市の予約はあったのですが2万超え、ビジホに2万はよう出さん。w
(ホテルは取れないし、道の駅は難民状態で地べたでカニを食べてるファミリーを見て悲しい気分に浸ってました。w)
お昼を道の駅で食べながら、色々調べてたら前に泊まったことがある鶴岡市のホテルが空いてたのですが、どうしようか迷ってる間に満室!、更に調べたら福島市に宿があったので急遽福島市に移動しました。
初日は一切観光してないので通り道に磐梯山の展望場があったので撮影。
初日は500kmぐらいのつもりだったのに754.5kっも走って疲れた。
ホテルについたらパンツが経年劣化で破れた、下駄の鼻緒みたいなもんで不吉な予感か。
疲れ切ったので中華の濃いもの食べました。
急遽、福島県の観光を決めて磐梯吾妻スカイラインを走ろうかと思ったら2日目は雨w
磐梯吾妻スカイラインを諦めて前に福島をツーリングした時に行けなかった所を行くことにしました。
磐梯吾妻スカイラインは過去2回行ってるのでしょうがない。
天気が一瞬回復したので移動して堀切邸に来ました。
堀切邸は飯坂温泉にあり共同浴場が数か所あります。
雰囲気の良い温泉街で重文の建築もあり一度ゆっくり泊まりたい場所ですね。
重文に泊まれる旅館。
こちらも重文
高低差のある階段の風景は好きです。
堀切邸の横には曹洞宗の常泉寺があります。お寺で菊水?寺紋(家紋の寺番です。)なんですが、菊水は南北朝時代の武将、楠木正成公が使ってた家紋なので神社ならわかるのですが寺で使ってるのが不思議で、住職さんに聞いたら、やっぱり由来が楠木正成公にあったそうです。
楠木正成は僕の地元の武将で「成」の文字は僕の名前(読みも同じ)で使ってて好きな武将なので僕のバイクにも菊水のステッカーを貼ってます。
開館時間になったので堀切邸に入ります。
無料で見学出来るんですよ。
旧堀切邸は豪農・豪商で明治14年に火事で焼けて再建した建物が残っています。
14代目は衆議院議員で駐イタリア大使もやってて関東大震災の時は東京の復興に尽力したんですよ。
蔵が3つあって一つの蔵は県内最古なんですよ。
渡り廊下で蔵に入るようにしてるのが良い。
過去の地図。
天井のRが素晴らしい。
赤い道の奥に見える建物は共同浴場です。
川の両サイドにある温泉街はいいですよね。
この日は降ったり止んだりで雨宿りしながら止んだ時に移動して、旧伊達郡役所に来ました。
明治12年築です、レプリカですが国産最初の自転車が展示してました、オリジナルはトヨタ博物館にあります。福島市で国産最初って意外ですね。
東北の震災で漆喰が剥がれましたが、修復しました。
2階の講堂綺麗だわ。
山の真ん中付近が伊達政宗(17代)のご先祖様(14代)の城(桑折西山城)があります、雨だったので行ってませんが保存状態良さそうですよ。
バルコニーの床は銅板、なんか屋根っぽい。w
そしてまた雨が降ったので雨宿りして雨が止んだ時に次は旧亀岡家住宅に移動。
農家です。
元は桑折にあったそうですが、予算の関係で伊達市に移築したそうです。
昔の金持ちあるあるで村や郡・県会などの議員を務めていました。
しかし金掛かってる。
この螺旋風の階段がいい。
階段の下、明治時代の建築は設計が甘いのでこういう無理のある所が味がありますね。
弐へ続く。