町役場にはどんどん苦情というか依頼が入ってくるようです。

その中に、この季節ですからカラスが家の木に巣を作ったので、何とかしてくださいというのが結構あるんです。そんでもって、東川町猟友会の出番なわけです。先日は総動員でカラスの一斉駆除でした。



僕は食べるため以外の殺生は好きではありませんが、困っている人がいるならやむを得ません。まあ、本当は嫌だけど、仕事みたいなものです。銃を所持している人たちが撃ったり巣を撤去したりしますのでアシスタントです。

で、終わってですね、産業廃棄物的な処理をする段階で、まあ、何となくですねー「何か可哀想ですね…カラスって食えるのかな…?」と何の気なしに呟いちゃった。あーあ。まあ、当然の流れで「RED君、食ってみるかい?」みたいな話に。というわけで、画像は胸肉を取ってるところなんですけれども。



うお、色が濃いなあ。レバーではなく、間違いなく胸肉です。アドバイス通り、生姜醤油に漬けておきます。



カラス串。

食ってみると、確かに食感は鶏肉です、歯応えは普通かな。特に固いとか、そんなことはありません。

しかし風味が、何か獣っぽいんです。なんだろうヒツジとかヤギ的な?動物の肉っぽい感じがします。でも、どの肉とも似てない、だけれども、しかしですね、鳥よりは獣って感じがするんです。何を食ってるんだかわからなくなります、脳が「お、鶏肉だ……よね?え?これ何の肉?」みたいな錯覚を起こす。

結論を言えば、まあまあ美味いです。ただ、謎の風味があるので、ネギマにすると美味いかも。そう言えばネギと合いそうな風味だったか。あー、味噌バターでホイル焼きにして、ネギを散りばめたらいいかも。
北海道のほぼ真ん中、東川町で生まれ育った僕は海への憧れが強いんです。



というわけで、妻の実家に来たのですが、義父と義祖父と3人で能取湖へ来ました。能取湖は湖とついてますが、海跡湖ですので海水です、海と繋がってます、まあほぼ海です。妻の実家から1時間弱なんですね、海が近くていいなあ。

海との繋がってる出口の所で何をするかっていうと、釣りに決まってる。僕の父も祖父も釣りキチなんですが、義父も義祖父も釣り好きなようで、何故か類友状態。妻と娘は義母と所に置いてきました。

カワガレイー。や、カワガレイってここでも釣れるんだ。太平洋側とか日本海側、札幌から近い海だとたくさん釣れるんですけどね。オホーツク海だとほとんどクロガシラかスナしか釣れんから、生息域じゃないかと思ってた。



カワガレイとクロガシラカレイが半々くらいに釣れますね。そこに、たまにスナガレイが混じる感じ。

いやあ、海はいいなあ。最高ですね。こう、防波堤でチョイ投げして、たまに魚を釣りながらぼんやり波を眺めていると、心が洗われますね。これ以上のリラックス方法を僕は知らない。



昼で帰りましたが、3人で30匹ちょっと釣れました。義祖父だけ途中から内海に向かって投げてたのでコマイを数匹釣ったようです。あと、僕はたまたま釣り道具箱にいつ買ったかわからんサビキ仕掛けがあったので、投げ竿の方は10時過ぎくらいから当たりがピタッと止まったのでチカも釣ってました。あとは何となく持ち帰ったカジカ。捌くの面倒ですが、美味いです。



煮付けー。や、義母が料理上手なんですよ。というわけで、釣りだけ楽しんで料理は作ってもらうとかいう夢のような展開に。美味い!

娘もチカのフライをもりもり食ってくれました。いやあ、本当に楽しかった。これでまたしばらく頑張れる。海は本当にいいですね。
何でもかんでも首を突っ込むことで有名な僕ですが、今日は剣道の試合に来ました。



まあ、東川町の剣道少年団の見学ですね。や、本来は引率者の一人なんですけど、まあ、任命されたばっかりで、特に役には立ちません。どういう訳か、剣道の顧問的な?まあ、任命はされたものの、別に指導もできるわけではありませんし…。道場の鍵を開け閉めしたりとかそんなことしかできませんが。



試合前の演武です。

懐かしいなあ、実は小学校の6年間やっていて、まあまあ強かったんです。まあ特別メチャクチャ強かったんではなく、中の上か上の下くらいの強さでしたが、何個かメダルとか持ってます。それも小学校までで、中学校に入ってからは放課後は釣りをするのに忙しくて、放課後活動なんかする暇がなかっですから、部活も委員会も放棄して、帰りの会のあとは川へ直行するという生活でしたが。

まあ僕の思い出はどうでもいいんですが、やっぱり試合は熱いですね。剣道の試合って激しくて、なかなか手に汗握るんです。やっぱり武器を持って打ち合うんだから、球技や格闘技とは違う燃えたぎる感がある。で、あれよあれよと試合は進み、我らが東川チームは…。



中学生、ベスト8。小学校低学年の部、なんと3位。

そして小学校高学年の部は、優勝です!
すげえ!マジか!

おめでとうー!ってやってて、表彰式も終わり、さて帰りますか。あれ、師範が呼んでる?

なになに、RED君も防具を着けて練習に参加してねって?道場の備品があるから当面は買わなくても大丈夫だから…だと?みたいな?……っえ?マジか?

というわけで、何故かどういうわけか自分でもよくわかりませんが、RED剣の道を進む編がスタートします。本当かよ、この歳になって新しくスポーツを始めんの?
異常気象かなんか知らないですけど、ここ北海道でも20℃を越える日が数日ありまして。



アイヌネギが生えてますね、ウッシッシ。アイヌネギを取るのは、春の行動としては限りなく正解ですからね。

僕は何ヵ所か穴場を知ってますが、ここは早くに出るかなぁと思ってたところだったんです。今年は雪も少なくて最高の冬でしたが、春も温かくていいですね。



ノビルはちょっと早かったかな?まだ貧弱ですけれども。

初物はおすそ分けするのが僕の流儀、それがオレタチのやり方!YO!というわけで、東川町生まれhiphop育ち、キチガイそうな奴は大体トモダチの僕は実家へ持って行きます。祖父にあげる分だけ採取。本格的には来週ですねー。



廃小屋の横にこんな巨大な蜂の巣が。誰も来ないんだなぁ、忘れられた場所ですね。

あ、割ってみれば良かったかな…来週、行ける日あるかなあ。
鹿の足は丸ごと一本、薫製になった!



原始人みたいに食う、完全に蛮族。



そんな感じで、猟期が終わって、肉もなくなってきてー、って感じで、部署異動もあって暇もないし、釣りも雪解け水で川が釣りにならんし、山菜はまだないしー、って山にも行かず川にも行かず、実家でピザを作ったというので食べに向かっていたところでした。

そこへ連絡です。駆除でエゾシカを撃ちに行った仲間からヘルプが。バイタルに当たらなくて、多分下半身?腰かな?に当たったので、身動きはとれないんだけどメッチャ元気、みたいな。とどめを差さなきゃいけないけど弾切れだし、ヘルプみー、みたいな。



いますね、立てないのでヘタってますが、近づくと暴れるし、元気です。

でさあ、出先から直行したのがマズかった。や、言い訳ですけどね、自分で行くときはちゃんとアイテムも持って、服も靴も山の物を装備してですね、皮手袋も着けてるんですよ?ただねー、たまたま現場が近かったから、手ぶらだったんですよねー、失敗したー。



やっちゃったー。

や、鹿を押さえつけてですね、刺してもらおうとしたんですけどね、なかなか刺せなくて。で、僕が代わりに首の動脈の所を刺したんです。このまま出血多量で死ぬのを待てばいいっすねー……おおぅっっ!?

はい、後退りしようとしたらコケました。で、ナイフを持ってる手に、そのままザクーっと、あーあ。

ちゃんとした靴を履いてれば転ばなかったの!よしんば転んだとしても、ちゃんと作業用のいつもの手袋を履いてれば刺さったりしなかったの!それを一回家に帰るのを面倒臭がってそのまま行くから。普通にイオンとかTSUTAYA、あるいはロイヤルホスト?に行くときみたいな格好で行くからこう、なる。もしくはビレッジバンガード?

行くとこなんてどこでもいいよ、アホか。いやー、バカですねー。仕方ないから救急病院で指をくっつけてもらいました。久しぶりにまあまあ縫ったわー。自業自得ですね!ばーか!

みんなは山に行くときはちゃんとした格好で行きましょうね。怪我だけでなく、ダニとかもいるんだし。これは山を舐めるなって言う教訓ですよ。

とほほ。