ゴジラ・マイナスワンの作り方 日本のVFXは世界レベルになったか!! | 電車で酔いどれゴルフのブログ

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ゴジラ映画の作り方

1シーンで1TB!!!

日本最強コンテンツ 70年愛される「ゴジラ」最新映画 制作の裏側(2023年12月1日)

 

 

 

 

現在公開中のゴジラの最新作「ゴジラ-1.0」。この作品ではデジタル映像VFXがゴジラの迫力を再現している。最先端のデジタル映像を手掛けたのは日本屈指の技術を持つ白組。制作の現場ではZ世代のクリエーターが活躍する。周りのクリエーターも舌を巻くクオリティーへの徹底ぶりで、山崎監督が相手でも「勝手に直す」ことも。若きクリエーターを率いる山崎監督のチーム作りに迫る。


都内の映画館。ひときわ人気だったのは、ゴジラの最新作「ゴジラ-1.0」です。舞台は戦後の日本。焦土と化した東京にゴジラが襲来。圧倒的な力で日本をどん底に叩き落とすゴジラに、戦争を生き延びた民間人が立ち向かうストーリーです。

「ゴジラ-1.0」の監督・脚本・VFXを手がけた山崎貴さんはこれまで「ALWAYS 三丁目の夕日」など数々のヒット作を手がけてきました。敗戦直後を舞台にしたのは、ゴジラ映画で初めてです。

「戦後何もない状態の中で、人々がどうやって戦うのかというところに映画的なダイナミズムがあると思う。とにかく怖くしたかった。ものすごく強くて、怖くて、到底倒せそうもないもの」(山崎監督)

こだわったのは、映画館でしか味わえない鑑賞体験です。

「(映画や動画は)家でかなり見られるようになり、そこと戦わなければいけない。デジタルの時代にゴジラを改めて作る以上は次の瞬間に踏み潰されているかもしれない。なぎ倒されているかもしれない恐怖感を映像の力として作るのが大事。体験といってもいいようなレベルまで映画を引き上げる」(山崎監督)

中でも観客を魅了したのが「海のシーンがすごいと思いました。迫力があった」「水のしぶきとかが全部表現されていて、本当に出ているかのように感じられた」という海のシーンです。作品では海でゴジラと人が対峙するシーンが多く登場します。

海のシーンではVFX(デジタル映像技術)が使われていますが「Z世代が作った映像は素晴らしかった。中堅の人たちがものすごく焦る」(山崎監督)とZ世代のクリエーターの力が大きかったといいます。

 

VFXの制作現場は東京・調布市にあります。洒落た一軒家のような建物を進むとあったのが、山崎監督も所属するVFX制作会社「白組」のスタジオです。

あの海の映像はどのように作られたのでしょうか。

まず山崎監督の絵コンテから、簡易的なCGを作成します。実写では船をゴジラに見立てて撮影。ゴジラと周りの海をCGで作り、実写の映像と合成します。

山崎監督が一目置くZ世代のクリエイターがいます。「白組」VFXデザイナーの野島達司さん(25)です。野島さんは海を舞台にした印象的なシーンを手がけました。動きが複雑な海をCGで再現するのは、高度な技術が必要なのだと言います。

「こういう点がいっぱいあり、ここだけで2900万個ある」(野島さん)

実は今回、海のシーンを多用するきっかけとなったのが野島さんでした。

「(野島さんが)趣味で水のシミュレーションをやっていて、それを見せてもらった。それが抜群だったので、こんな人がいるのだったら、水をいっぱい入れようと思って逆に水のシーンを増やした」(山崎監督)

 

監督の目に留まったというのがこちらの映像です。

小学生のときから動画を撮影しては編集して遊んでいたという野島さん。学生時代に作った作品がSNSで白組の目に留まりスカウトされました。野島さんをスカウトした白組の大久保榮真さんは「本当にすごいと思う。全然言うことを聞かないので。信念を持ってクオリティーだと言い続けるのは大事」と話します。

山崎監督のもとでは野島さん以外にも、若いクリエイターがベテランと切磋琢磨しながら活躍しています。

「野島さんは誰よりも監督に提案を忌憚なくするとのことですが」(田中瞳キャスター)

「提案というと優しい言い方ですごいブーブー言う」(野島さん)

「『このカットは良くないので直させてもらっていいですか』とか」(山崎監督)

「勝手に直しました」(野島さん)

「一番言うやつです。勝手に直して見せて『どうですか?』と。ぐうの音も出ない」(山崎監督)

「監督はそれをどう受け入れるんですか」(田中キャスター)

「いいに越したことない。自分のプライドを抑えて(笑)」(山崎監督)

「挑戦しないことには、全然スキルも上がらない。CGが気にならないようにしたい。クオリティー低いとか、予算がなかったのかなと思ってほしくない。世界の人に見てもらわなくてはいけないので」(野島さん)

「誰でも意見を言えるような現場にするのが自分の中ではテーマ。だって、いいに越したことはない」(山崎監督)

「それが山崎さんはすごい」(野島さん)

「普通だよ、普通」(山崎監督)

「普通じゃあり得ない」(野島さん)


野島さんによればこれだけの映像技術があっても日本は海外に比べて20年は遅れているといいます。ハリウッドの映像と自分のモニターを並べて作業もしているといい、生涯かけてこの日本のVFX業界のレベルを上げることを目標に掲げていました。

※ワールドビジネスサテライト

 

『ゴジラ-1.0』VFXメイキング<大ヒット上映中!

 

 

ゴジラ アカデミー賞受賞なるか?白組VFXディレクターが語る制作秘話(2024年3月7日)

 

 

Why You Can't Watch Oscar-Winner Godzilla Minus One Right Now

 

 

 

 

 

 

ゴジラマイナスワンは第96回アカデミー賞視覚効果賞に!!

 

最終候補作リスト選出された10作品から、最終的に5作品に絞られ、“視覚効果賞ノミネート作品”として2024年1月23日(現地時間)に発表され、3月に視覚効果賞受賞。

 

アカデミー視覚効果賞(Academy Award for Visual Effects)は、その年の最も優れた視覚効果(VFX)を使った映画に与えられる、アメリカのアカデミー賞の部門のひとつ。

 

VFXとは、「Visual Effects」の略で、視覚効果という意味を持っています。実際に現実では目にすることのできない画面効果を実現させるために、特撮を用いる映画やテレビドラマの中で使われる効果がVFXです。

VFX、CGの違いは?

コンピュータを使って映像を加工するという点は、VFX、CGどちらも共通しています。両者の違いは、一からキャラクターや背景などをすべて作りあげて制作するフルアニメーションか、実際の映像と合成しているかで線引きができるでしょう。

 

最終候補10作は以下だった。

※『ザ・クリエイター/創造者』

※『ゴジラ-1.0』

※『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

※『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

※『ナポレオン』

『哀れなるものたち』

『REBEL MOON - パート1:炎の子』

『雪山の絆』

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

 

※が最終5作品

 

 

 

 

歴代視聴効果賞受賞映画はスター・ウォーズ、スーパーマン、エイリアン、E.T. 、インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説、ターミネーター2、ジュラシック・パーク、タイタニック、マトリックス、ロード・オブ・ザ・リング、スパイダーマン2、キングコング、パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト、アバター、などなどそうそうたる映画です。

 

【海外の反応】「ゴジラ-1.0」のメイキング映像を観て製作費1500万ドル以下にビビる外国人の反応集

 

 

 

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ゴジラが一日警察署長就任 街を壊さず交通安全呼びかけ(2024年3月16日)

 

 

【ゴジラ】“一日署長”交通安全を呼びかけ 東京・池袋

 

 

ゴジラが池袋で、試合前に秩父宮ラグビー場で…各地で交通安全呼びかけ|TBS NEWS DIG

 

 

ゴジラ一日警察署長が「初上陸」池袋の街でパレード 子どもたちと交通安全を学ぶ 警視庁|TBS NEWS DIG