2月/3月に発売されるV1以外のタイトリストのボール!! | 電車で酔いどれゴルフのブログ

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AVXはV1と同じウレタンカバーボール。ツアーボールの性能を持つボール。

打感が軟らかく、ドライバーショットが低スピン&中低弾道、グリーン周りでスピンが効くボール

 

AVX|What You Need to Know

 

 

 

 

 

ソフトな打感と飛距離性能が向上 タイトリスト新「AVX ボール」3月発売
2024/02/04 16:52

タイトリスト新「AVX ボール」3月発売 

ソフトな打感と飛距離性能が向上した24年モデル

アクシネット ジャパン インク(本社・東京都港区)は、ソフトな打感と優れた飛距離性能を求めるゴルファーに向けて開発された「AVX(エイヴィエックス)ボール」を3月2日に発売する。

2020年より発売された同シリーズは今作で3代目(2代目より国内販売)。

24年モデルとなるNEW「AVX」は、昨年発売の「PRO V1」「PRO V1 X」で初採用された「ハイグラディエントコア」と呼ばれる、コア(中心部)の表面剛性を高めて内部を軟らかくする“内柔外剛”テクノロジーをさらに進化させた。名称も「ハイグラディエント・ハイスピードコア」と改め初速アップを強調し、前作(2022年)より硬度差を広げることでよりソフトな打感が得られ、高初速・低スピン化を促進。すべての番手において飛距離を伸ばせるボールに仕上がった。

コアを覆うケース層も、ロングショット時のスピン量を低減させるため薄くて柔軟性の高いものを新開発。また、ウレタンエラストマー製のカバーもさらにソフトに進化させることで、軟らかな打感とスピン性能の向上を実現した。

サイドに入ったアライメントマークは、センターラインを太く濃いデザインにすることで打ち出し方向への構えやすさがさらに向上。センターラインの上下には2本線のデザインが施されており、パッティング時にフェースをより正確に構えやすい仕様へと進化した。

構造は3ピース、ディンプル数は346個。カラーバリエーションはホワイトとイエローの2色

 

2年前の記事

 

 

タイトリスト「AVX」ゴルフボールはやや謎が多い。

素材の構成上、「AVX」は3ピースTPUカバーのタイトリスト「Tour Speed(ツアースピード)」や、2ピースのタイトリスト「Tour Soft(ツアーソフト)」とは異なる。しかも、「Pro V1(プロV1)」シリーズの一員にならない限りは(たとえば、「Pro AVX」と呼ぶなど)、やや埋もれてしまう感がある。

かといって、「AVX」は、安くタイトリストボールを使いたいゴルファーを対象としたお得な選択肢ではない。その上ボール業界でおそらく最も認知度の高い名称「ProV1」を冠していないのだから、「Pro V1」ほどのブランド力は持ち合わせないだろう。

ざっと「AVX」の印象を述べたが、一体「AVX」とはどのようなボールなのか?

 

 

「AVX」は2018年に、「ProV1」と「ProV1x」の次なる第三選択肢として導入された。その目的は、「低スピン/低弾道で、全体的にソフトな打感」のボールを提供すること。

参考のため、「Pro V1」は「中弾道/中スピン」と謳われるが、「ProV1x」はどちらかと言うと「高弾道/高スピン」だ。

確かに、ボール性能としてはニッチであり、この記事を読んでいるほとんどのゴルファーにおそらく適さないだろう。ただし、「Pro V1x Left Dash(プロV1xレフトダッシュ)」と同様、「AVX」の弾道、スピン量、打感を望むゴルファーが少なからず存在し、その人達に向けて作られている。

 

AVXはV1/V1Xと同じくキャストウレタンカバーボール。

キャストウレタンカバーは、同社のR&Dが開発した独自の配合で、前世代「AVX」のカバーよりもわずかに薄くなっている。ポイントは、薄いカバーが硬い「ケーシングレイヤー(ケース層)」を覆っていること。そして、「硬いレイヤー上に柔らかいレイヤー」の発想は、スピン性能を促す。

2ピースボール(ハードコア/ハードカバー)がツアーレベルのグリーン周辺でのスピンコントロールを提供できないのはそのためだ。そのため、ショートゲームのスピン量を増やすには、「より柔らかく/薄いカバー」や、「より硬いマントル/ケーシングレイヤー」、またはその両方が必要なのだ。

「スピン」性能の向上を謳った、同社の設計目標を聞いたことがあるかもしれない。基本的に、X軸がドライバーのスピンを示し、Y軸がウェッジのスピンを示す、よくあるXY座標を思い浮かべて欲しい。

ふたつの線を急勾配にするには、2者間の差を大きくすることで可能になる(より少ないドライバーでのスピン量、より多くのウェッジでのスピン量)。

 

 

「AVX」や「Pro V」と名のつくものを含むツアーボールラインナップは、8対2の法則が当てはまる。つまり、中~高スピンを好むゴルファーの約80%が「ProV1」または「ProV1x」のいずれかに適するのに対し、低スピンを好む20%が、「Pro V1x Left Dash」か「AVX」のどちらかに当てはまる。

したがって、「AVX」は「ProV1」よりも低い弾道とスピン量が欲しいゴルファーのための「ProV1」の代替品ということになる。

 

これも2年前の記事

 

「V1」といえば打感の柔らかさが特徴だが、「AVX」はさらに柔らかい。とくに冬の時季など、なんとなくボールが硬く感じられるようなときには、この柔らかい感覚はありがたい。ただ、男子プロなどしっかりした打感を好むプレーヤーには、ちょっと柔らかすぎると感じられるようで、プロの使用者は少ない。逆に柔らかい打感が好きな人には願ってもないボールだろう。

 

“吹け球”に悩む人にはドンピシャ

 

トラックマンで7番アイアンの弾道データを取ってみると、「V1x」が8000回転台、「V1」が7000回転台、「AVX」が6000回転台という結果に。このスピン量の差が、そのままアイアンの飛距離差になっている。

 

「AVX」はこんなゴルファーにオススメ!
●ドライバー、アイアンのスピン量が多い
●弾道が高く、もう少し低い球を打ちたい
●風の影響を受けやすい
●アイアンで番手なりの飛距離が出ない
●柔らかい打感のボールが好き
●飛び系ボールを使っているが、グリーンで止まらないのがツラい

 

 

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Tour Soft|What You Need to Know

 

 

 

 

アクシネット ジャパン インク(本社:東京都港区 代表取締役社長:岡本 好生)が展開するブランド「TITLEIST(タイトリスト)」は、NEW「TOUR SOFT(ツアーソフト)」ゴルフボールを2024年2月9日より発売いたします。

NEW タイトリスト ツアーソフトは、非常にソフトな打感と優れたパフォーマンスを求めるゴルファーのためのゴルフボールです。大型の高速コアを採用し、ドライバーショットで進化した飛距離性能と、非常にソフトな打感をもたらします。効率的なエアロダイナミクスデザインと新開発の薄型カバーにより、安定した弾道とショートゲームでの優れたスピンコントロール性能を実現。タイトリスト ツアーソフトの「ソフトな打感と卓越した飛距離性能」があなたのプレーを向上に導きます。

 

SPECIFICATIONS
品名:
ツアーソフト
ツアーソフト イエロー
構造:
2ピース コア
コア:
大型高速コア
カバー:
フューザブレンドカバー
ディンプル:
346ディンプル
ナンバー:
1~4

 

2年前の記事

 

 

タイトリスト「ツアーソフト」は、一般に「プレミアム・アイオノマー」というカテゴリーに分類される。

価格は30~35ドルで、ある特定の指向を持つゴルファーに支持されている。ソフトな打感を求めるものの、プレミアムボールほどの価格は払いたくないが、それでも有名ブランドのボールを使いたいゴルファーが好んで購入する。

 

タイトリスト「ツアーソフト(TOUR SOFT)」構造
「ツアーソフト」は、346個のディンプルを備えた2ピースアイオノマーボール。

製造は同社ボール工場2で行われている(ウレタンボールはボール工場3)。

 

私たちの測定では「ツアーソフト」の平均コンプレッションは「67」。前モデルよりも1ポイント柔らかく、このボールのターゲット層が全く変わっていないことを示している。

市場全体で比較すると、多くの「ソフトウレタン」製品よりも少し柔らかいが、最も柔らかいカテゴリーの「アイオノマー」よりも硬め、と硬さでは「中程度」と言える。

 

 

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TruFeel|What You Need to Know

 

 

 

 

アクシネット ジャパン インク(本社:東京都港区 代表取締役社長:岡本 好生)が展開するブランド「TITLEIST(タイトリスト)」は、NEW「TRUFEEL(トゥルーフィール)」ゴルフボールを2024年2月9日より発売いたします。(イエローは2024年3月、マットレッドは2024年5月発売予定)

NEW タイトリスト トゥルーフィールは、卓越した飛距離性能とグリーン周りでのスピン性能の向上を求め開発されました。新しいトゥルータッチコアが、卓越した飛距離性能と極めてソフトな打感をもたらします。また、よりソフトに進化した3.0トゥルーフレックスカバーにより、グリーン周りでのスピン性能向上による優れたショートゲームコントロールと耐久性を実現します。タイトリスト ゴルフボールの信頼のパフォーマンスを求めるゴルファーへ。NEW タイトリスト トゥルーフィールを是非お試しください。

 

SPECIFICATIONS
品名:
トゥルーフィール
トゥルーフィール イエロー
トゥルーフィール マットレッド
構造:
2ピース
コア:
トゥルータッチコア
カバー:
3.0トゥルーフレックスカバー
ディンプル:
376ディンプル
ナンバー:
1~4

 

 

性能特性
極めてソフトな打感
低めの弾道による卓越した飛距離性能
グリーン周りでのスピン性能が向上

発売日:
ホワイト 発売中
イエロー 2024年3月15日
マットレッド 2024年5月予定

 

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VELOCITY|What You Need to Know About

 

 

 

1ヤードでも遠くへ飛ばしたいゴルファーへ。タイトリスト ベロシティはそんなゴルファーに最適なゴルフボールです。タイトリスト研究開発チームによる精密な設計により、速いボール初速と高い打ち出し、そしてロングゲームでの低スピンを実現。その進化がさらなる飛距離をもたらします。タイトリスト ベロシティで、より大きな飛びを体感してください。

性能特性
驚異的な飛距離性能
ドライバー、ロングショットで低スピン
すべてのショットで高弾道
グリーン周りで心地良い打感

 

2年前の記事

 

 

タイトリストの新ボール「Velocity(ベロシティ)」と「TruFeel(トゥルーフィール)」は、かの「#1Ball」を連想させるようなモデルではない。決して軽視しているのではなく、それが事実なのだ。

同社から発売されているゴルフボールは現在9モデル。そのうち4モデルは業界基準を超える、ツアーボールと呼ぶのに相応しい「性能」と「品質の一貫性」を備えたボールに価値を求めるゴルファーを対象としている。

もし「AVX」を含めるなら5モデルになる。残りの4モデル(「Tour Speed」、「Tour Soft」、「Velocity」、「TruFeel」)の目的はこれらとは異なる。

ゴルファーがゴルフボールを購入する際に基準とするものは2つある。それは「パフォーマンス(性能)」と「好み」だ。性能重視のゴルファーは、商品の細部まで精査する傾向があり、わずかな値上げにはあまり反応しない。

逆に、好みを重視するゴルファーは、ひとつの属性(飛距離、打感、カラーなど)にこだわりを持ち、安さと引き換えに他の機能を妥協することをいとわない。

このような傾向を踏まえて、次に進もう。

Titleist VELOCITY, TRUFEEL ゴルフボール

 


タイトリスト「VELOCITY(ベロシティ)」
メーカーがボールを改良する際は、基本的に同じ課題にチャレンジしている。ゴルファーが必要とするものを奪うことなく、彼らが求めるものを提供すること。そして、1種類のボールですべてのゴルファーをカバーすることは難しいので、多種多様のモデルとパフォーマンス特性が存在するわけだ。

名前の通り、「Velocity」は2ピースボールで、主な目的は「初速」だ。つまりは「飛距離」。グリーン周りの「心地良い打感」や「操作性」を損なうことなく、もう少し飛距離を伸ばすことがこのボールの狙い。

「Velocity」の飛距離優先の構造には、高コンプレッションの1.550インチ「LSXコア」と再構成された「NaZ +」カバーが駆使されている。「ボール初速」と「コンプレッション(硬度)」は直接関係し合う。

コアが硬いと、ボール初速もそれに伴う。そのため、全体的なコンプレッションは同じままだが、新「LSXコア」は以前よりも僅かに硬くなった。これについては、後に説明しよう。

ゴルフボールはすべてのレイヤー(層)が他の要素に影響を与えるため、ソフトコアをハードコアと入れ替えて終わりというわけにはいかない。ゴルフボールの各ピース(この場合は2ピース)が隣接するレイヤーとどのように関係するかが、全体的なパフォーマンスに影響を与える。

そのため、同社は「NaZ +」カバーをわずかに柔らかくした。基本的に、硬いレイヤーの上に柔らかいレイヤーを被せると「スピン」が生成される。

したがって、理論的には全体的なコンプレッションを維持しながら、硬い「LSX」コアとより柔らかい「NaZ +」カバーによってグリーン周りでスピンを少し加えることができるというわけだ。


ディンプルの重要性
ディンプルパターンは、ゴルフボールのエアロダイナミクス(空気力学)に影響を与える。さらに、独自の目的を果たし、さまざまなレイヤー(層)と連携して機能する。

「弾道」とは、ゴルフボールがたどるポイントAからBまでの軌道のことだ。「Velocity」の設計目的は「より速いボール初速」だが、球状に並んだ350個の(八面体)ディンプル設計は全体的に高い弾道を生み出す。

興味深い事実として、タイトリストのような垂直統合型メーカーと、DTC(直接販売)市場に商品を供給する工場直売のボールとでは、ディンプルパターンに明確な差がある。よくあることだが、DTCブランドは一般的なパフォーマンス属性に基づいて、限られたディンプルパターンから選択しなければならない。

たとえば、「Foremost」は318個のディンプルパターンだが、「Vice Pro」やオンコアの「ELIXR」、「Vero XL」などの多くのボールにも見られるディンプルパターンだ。


タイトリスト「TRUFEEL」

「Velocity」のストーリーが「ボール初速」だとしたら、「TruFeel」はすべて「打感」だ。そして、その「打感」は柔らかい。

「TruFeel」は、タイトリストのゴルフボールの中で最も柔らかいボールだ。そのソフトな打感を実現するために低コンプレッションコアを採用している。聞いたことがあるかもしれないが、低コンプレッションコアでは比較的「ボール初速」が遅くなる。

そのため「コア」、「カバー」、または「ディンプル」設計を変更することで、この初速不足に対応することが課題となる。通常、3つすべてだ。

当然のことながら、新「TruFeel」の目的は、全体的な飛距離を伸ばし、グリーン周りでよりソフトな打感を加えることだ。それを達成するために、同社はコアのサイズを大きくし、その分全体のサイズを維持するためにカバーを少し薄くした。

エアロダイナミクス・リサーチエンジニア部門のディレクターであるマイク・マドソン氏によると、「新しい1.6インチのコアは、この部類のソフトボールではかなり大きい方だ。より初速が出るゴム素材を使うことで、初速と飛距離を改善する一方で、大きくなったコアサイズとのバランスを取るためにカバー構造を薄くする必要があった。」という。

「TruFeel」のカバーは、球状376個の四面体ディンプル設計。また、キャストウレタンや射出成型ではなく、圧縮成型で作られている。


ボールの価値
多くのゴルファーにとって、「Velocity」や「TruFeel」が今年の試してみたいボールリストに入るとは思わない。

主流ブランドといえばロストボールとしてコースでよく見かけるボールだ。しかし、ジーンズやTシャツといったスタイルでパブリックコースをプレーするようなゴルファー達も多く存在する。

彼らは、「デュアルコア」や「デュアルマントル」構造は言うまでもなく、カバーの材料である「サーリン」と「ウレタン」の違いすら知らない(または気にしない)。私たち読者の多くは“一流”ボールしか注目していないが、大多数のゴルファーがそうではないのも事実だ。

『Ball Lab(ボールラボ)』のデータベースを見ると、上位10モデルのうち7モデルがタイトリストによって構成される。これは偶然ではない。

つまり同社が一貫して生産の「一貫性」に優れているのは、主流ボールだけに注力しているわけではないことを表している。


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2022年のデータ

 

 

タイトリストボールのコンプレッション

2019 TITLEIST PRO V1X LEFT DASH    102

2019 TITLEIST PRO V1X                       97

2021 TITLEIST PRO V1X                       96

2019 TITLEIST PRO V1                         90

2021 TITLEIST PRO V1                         86

2020 TITLEIST VELOCITY                      80

2020 TITLEIST AVX                               78

2020 TITLEIST TOUR SPEED                  78

2022 TITLEIST AVX                               77

2020 TITLEIST TOUR SOFT                    68

2020 TITLEIST TRUFEEL                        61

 

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