男子ゴルフの中日クラウンズ ベテラン42歳岩田寛選手が2年ぶりV
岩田寛が大会2勝目 星野陸也は2位、石川遼は4位 / JGツアー
2023-04-30 16:05
国内男子ツアーの中日クラウンズは30日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,557ヤード・パー70)で最終ラウンドが行われ、1打差単独2位から出た岩田寛が「65」をマーク。通算15アンダーで2021年以来の大会2勝目、今季初優勝(ツアー通算5勝目)を達成した。
単独首位からスタートした星野陸也は「69」で回り、通算12アンダー単独2位。今季2勝目を狙った蟬川泰果が通算11アンダー単独3位、石川遼が通算10アンダー単独4位、堀川未来夢が通算8アンダー単独5位に入った。
今季1勝の今平周吾は通算7アンダー6位タイ、金谷拓実、谷原秀人は通算4アンダー13位タイ、中島啓太は通算3アンダー21位タイ、藤田寛之は通算2アンダー26位タイ、前回王者の稲森佑貴は通算1アンダー30位タイ、宮本勝昌は通算1オーバー35位タイで大会を終えた。
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『大学4年時、サードQT(予選会)で失敗してプロ1年目は雌伏の時を過ごしてきた。その間に河本力や中島啓太、蝉川泰果といった同世代がレギュラーツアーで台頭。「刺激になるし、自分も頑張ろうと思える」と言った後で「自分がその場で(一緒に)戦っていられないことが悔しかった」と本音を漏らす。
昨年末から新たに中井学コーチに師事。スイングの再現性を求める作業と並行してトレーニングにも打ち込んできた。ビルドアップした身体と新たなスイングの感覚が少しずつマッチしてきたのは開幕してから。3週前には、アマ時代にも勝っている下部ABEMAツアーでプロとして勝ち切れたことも自信となった。
「苦しい一年をムダにしたくないですし、少しずつ結果にもつながってきた。(トップ10に入って)次は優勝。少しずつ見えてきていると思うので頑張ります」。今年から東北福祉大の先輩である松山英樹と同じマネジメント事務所に入ったホープは、まず同世代のライバルたちに続く1勝を目指す。』
『4月30日付の男子ゴルフ世界ランキングが発表され、国内ツアー「中日クラウンズ」を制した岩田寛が44ランクアップの169位に浮上した。3位で終えた蝉川泰果は21ランク上げ、初のトップ200入りとなる198位。年明け時点では298位におり、4月「関西オープン」でのプロ初優勝を挟み浮上を続けている。
出場がなかった松山英樹は21位から変動はなし。以下の日本勢は、欧州ツアー「韓国選手権」で予選落ちした比嘉一貴が93位(6ランクダウン)、「中日クラウンズ」2位の星野陸也が123位(6ランクアップ)、金谷拓実が140位(4ランクダウン)、今平周吾が147位(1ランクダウン)で続いた。
米国男子ツアー「メキシコオープン」で今季2勝目を手にしたトニー・フィナウが5ランクアップの11位に浮上。トップ10に変動はなく、大会2位のジョン・ラーム(スペイン)が1位の座をキープした。』
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中日クラウンズは1960年中村寅吉プロの優勝で始まった日本で1番歴史あるスポンサー大会!!
以前は賞金額高く、中日クラウンズに勝つと賞金王に近づく感じがありました。
参加外人選手はかつてのダンロップフェニックスや太平洋クラブマスターズほど人数は多くありませんでしたが1969年に国際招待中日クラウンズとしてからは毎年ビッグネームが参戦。
1972年大会はピータートムソン、サムスニード、ジョニーミラーと言う豪華な顔ぶれで優勝を争い最終日のギャラリーは2万人以上、1974年にはアーノルド・パーマー、ゲーリープレーヤーが参戦。
その後にもデビッドグラハム、スタドラー、スコットシンプソン、ニクラス、ノーマン、バレステロス、デービスラブ、ダレンクラーク、ジャスティンローズなどメジャーチャンピオンの参戦、
まさに東洋のマスターズを目指した大会と言う感じでした。
また、あまり知られていないですが若き日のマキロイが初めて日本ツアーの大会に参戦したのは中日クラウンズでした。マキロイは後にも先にも、この中日クラウンズだけが日本ツアー参戦。(その後、日本開催の米ツアーZOZOの第1回大会には出場しましたが。)
最近は普通の大会になった感じも否めませんがそれでも観客動員数が少なくなった日本の男子ゴルフツアーで毎年観客動員数が多い賑やかな大会。
日本男子ゴルフツアーにて、これまで最も多くのギャラリーが集まった試合は1992年の「中日クラウンズ」です。
4日間の来場者数はなんと、6万1530人。
1992年の中日クラウンズ最終日も30,112人でした。
毎年和合で開催される大会です。
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