ゴルフスタジアム裁判 原告が勝訴。 | 電車で酔いどれゴルフのブログ

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ゴルフの事や食べ歩きなど適当に記述します

2021-07-19 23:40:04

2021-07-20 07:58更新

2021-07-20 13:14更新

 

ゴルフスタジアム問題の裁判の判決がありました。

 

名古屋での裁判、原告側(被害者側)が勝訴したようです。

 

この裁判は名古屋での判決。東京での裁判はまだ続いていると思われます。

 

ゴルフスイング解析ソフト販売会社のゴルフスタジアムが倒産、そのソフトのローンだけが残ったティーチングプロ、レッスンプロ。

 

多くのティーチングプロ、レッスンプロはゴルフスイング解析ソフトを購入した意識はなく、ゴルフスタジアムがティーチングプロ、レッスンプロのホームページを無料で作成してあげて、そのホームページで広告に協力すればゴルフスタジアム側に広告収入があるのでそれと購入費が相殺される仕組みになっていた。

 

ところがゴルフスタジアムが経営不振で広告費が払えなくなってローンだけ残ったという話。

 

ティーチングプロ、レッスンプロも実はゴルフスイング解析ソフトの購入だったという契約書を確認しないで契約をした行為は甘いとも言えます。

 

販売会社のゴルフスタジアムが倒産したがローン会社に対してローン審査が甘いのではと言う問題も残った。

 

バーター取引はしては行けないと言う典型的な例なので気の毒ですが被害者側の勝訴は難しいと思ってましたが・・・

 

参考:

 

上記ブログより引用抜粋

『騙された人には気の毒にも思います。

でも元々は自分たちの私利私欲
通常で考えれば、このビジネスモデルは破綻しますよ。
現在はどの企業も広告費用削減しているのだから。』

 

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ゴルフスタジアム裁判

原告が勝訴。

 

関連信販会社3社及びリース会社1社、並びにGSの代表者ら役員、勧誘担当者に対して訴訟を提起していたところ、代表者ら役員及び勧誘担当者に対して、被害者勝訴の判決が言い渡されました(信販会社とリース会社とは昨年和解解決済み)。

 

名古屋地裁で判決が4月に出たようです。

被告は控訴したようです。

 

ゴルフスタジアム被害対策弁護団東海が、過失相殺なしの勝訴判決を獲得しました(名古屋地裁令和3年4月27日判決)

 

 東京に本社のあるゴルフ関連会社・株式会社ゴルフスタジアム(以下「GS」という。)は、「無料でホームページを作りませんか、ホームページに、ゴルフスタジアムのバナー広告を貼らせてもらえれば、広告料を支払います、このためには、ゴルフスタジアムが提携するクレジット会社・リース会社との間でクレジット・リース契約を結んでもらう必要がありますが、ゴルフスタジアムは、広告料の名目で、毎月のクレジット・リース料と同額の金額を責任もって支払います。

 

ですので、お客様には一切のご負担はありません」などの詐欺的なセールストークを用い、ゴルフのレッスンプロやゴルフ練習場の経営者ら(以下、「顧客ら」という。)に高額のクレジット契約・リース契約を締結させ(無価値・粗品に過ぎないDVDソフトを目的とするクレジット契約・リース契約を締結させる手法)、これら顧客らの多大な経済的負担の下、提携するクレジット会社・リース会社を通じて、多額の資金を調達し、自転車操業を繰り返していました。

 

 こうした被害について、弁護士有志により弁護団を結成し、関連信販会社3社及びリース会社1社、並びにGSの代表者ら役員、勧誘担当者に対して訴訟を提起していたところ、代表者ら役員及び勧誘担当者に対して、被害者勝訴の判決が言い渡されました(信販会社とリース会社とは昨年和解解決済み)。

 

 判決は、

「GS商法は、GS顧客に対して商取引上の実体を伴う物品を対象としたものとは認め難いリース契約等を締結させてGS社が販売代金名目の金員を取得した上、MAソフト(注・ゴルフのスイングを撮影し、再生・解析できる"モーションアナライザー"と称するソフト。)等の販売代金を超える収益を上げなければ、GS顧客に対する広告枠利用料を支払うことができずに自転車操業を繰り返すか、破たんすることになるものであったところ、・・・、リース契約等の債務をGS顧客に負担させてリース会社等から融資を得ようとして、ホームページを無料で制作できることを謳って営業を行い、広告枠利用料が継続的に支払われることの期待を抱かせて原告らの負担が生じることはないと誤信させ、リース契約等を締結せざるを得ない状況を作出するなどして契約を締結させていたもの」

であるとして、「GS商法は、その当初から破たん必至の詐欺的なもので、違法であった」と明確に断じました。

 

 その上で、各被告について、GS商法が破たん必至であることを認識し又は認識し得たのに、漫然とGS商法を継続させたなどとして、被害者らの過失相殺をすることもなく、(途中退任した一部役員の退任後の責任を除き)会社法429条ないし民法709条の責任を認めました。

 なお、被告が控訴し、名古屋高裁に控訴審継続中。

 

 

 

 

 

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名古屋と東京は違うのかな??

 

 

 

『信販会社に審判を』GS裁判の闘いは本丸を直撃

  • 投稿日:

 

 

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最初の頃の報道

 

簡単に記述すれば

スイング解析ソフトの購入費を広告で相殺するというバーター取引の末路。

ゴルフスタジアムが経営不振、倒産し広告収入がなくなり、スイング解析ソフトのローンだけがティーチングプロ、レッスンプロに残ったと言う話。

 

2017/04/06 5:00

 

 

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GDOに見る過去のゴルフスタジアム問題の記事

 

2019/10/23更新

 

『ゴルフスタジアム(以下、GS社)という会社にHPの作成・運営管理を委託していた多くのレッスンプロが、多額の債務を負って苦境に立たされている問題で、被害者の有志が9月18日、GS社の堀新社長と本件に積極的に関与した役員、従業員の合計13人に対し、損害賠償を求める訴訟を提起した。』

 

ゴルフ練習場やショップ、レッスンプロなどのユーザー向けに、タダでHPを作成・運営管理するという触れ込みのサービスで、その代金は実はタダどころか高額。リースやクレジットで支払わされる契約になっていて、しかも名目はHPのサービスとは無関係のゴルフスウィング分析ソフトの購入代金。そのHPに掲載する広告をGS社が獲得し、広告料を毎月支払うので、結果としてリースやクレジットの支払い負担をしなくていい、というかなり難解な仕組みだった。

 逆にいえば、GSが広告料を払わなければ支払い負担が発生してしまう。一昨年2月下旬に広告料の支払いが突然止まり、タダのつもりが多額の負債を抱えさせられていたことに、レッスンプロらは初めて気づいた。

 

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2019/04/11更新

 

『事件発覚1カ月後には、預託金問題の第一人者である西村國彦弁護士が被害者団体を立ち上げ、広告料の不払いを理由に、債権者の立場からGS社の破産手続の申立をする一方で、リース、クレジット会社各社に対しては、債務が存在しないことを確認する訴訟を起こしている。』

 

『破産手続は債務を払えなくなった債務者の残余財産を裁判所に任命された弁護士が調べ、現金化して債権者に分配する手続なので、弁護団側としては資金回収と全容解明に期待をしていた。ところが、会社に残余財産はほとんどなく、被害者への配当はゼロ。』

 

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2018/06/15更新

 

 

『昨年4月には、預託金問題の第一人者である西村國彦弁護士が被害者団体を立ち上げ、GS社に対しては昨年6月に破産手続の開始申立をし、7月に裁判所から手続開始決定が取れている。広告料を払ってもらえない債権者側から裁判所にGS社の財産分配手続を求めることで、資金回収と全容解明をしようという目的だ。』

 

『一方、信販会社7社に対しては、責任の一端は信販会社にもあるとして、債務が存在しないことを確認する訴訟を昨年6月から順次起こしてきたが、逆に債務を払えという訴訟を信販会社側も起こした結果、70件近い事件が全国6カ所の裁判所に分散してしまった。』

 

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2017/07/07更新

 

 

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2017/07/03更新

 

 

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2017/04/17更新

 

 

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2017.07.28

独占インタビュー! ゴルフスタジアム堀社長「資金は隠していない」

https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20170728_01.html

 

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2019/04/02
悪質商法で1000万円の借金を負わされ、46歳のゴルフレッスンプロが破産するまで
被害総額40億円。その手口はあまりに巧妙だ

https://bunshun.jp/articles/-/11301

 

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ゴルフスタジアム問題で

レッスンプロ、ティーチングプロが購入した事になっていたソフト「モーションアナライザー」とは!?

 

「モーションアナライザー」が悪者にされている感じ!?

 

技術の進歩で価格破壊され、今ではそんなに価格的に価値はなくなったかもしれませんが

「モーションアナライザー」の金額がローンを組むほどの高額に値するものかどうかはともかく、

ゴルフスイング撮影兼スイング解析ソフトとしては当時としては評価できるソフトウェアだったと思います。

 

ゴルフスタジアムは2004年に株式会社「アソボウズ」からゴルフ部門だけ独立した会社です。

社長はアソボウズ社長の片山宗臣氏が兼任。
2007年に堀新氏がゴルフスタジアム社長になってから事件の販売スキームが始まった。

 

1988年8月
スポーツデータの収集及び分析を業とする会社として株式会社アソボウズを設立。

1989年
2画面動作解析ソフトの開発の開発に成功。

1994年
2画面動作解析ソフトがプロ野球・西武ライオンズの春季キャンプ(ハワイ・高知)に選手のフォームチェック用に採用され効果を上げ、読売巨人軍及び千葉ロッテマリーンズにも採用される。
野球スコアリングシステムの開発にも成功し、一部のプロ野球球団に採用される。

1995年
JLPGAプロゴルファーである村口史子や、JPGA所属(当時)の渡辺司、大町昭義、ブライアン・ワッツ、芹澤信雄のフォームチェックに使用される。

1999年
ゴルフスコアリングシステム(データ配信)を開発、「ダンロップフェニックストーナメント」に導入される。

2000年
野球スコアリングシステムが米国メジャーリーグ(ヤンキース・メッツ・マリナーズ)で採用される。

2001年
米国・「ニューズウィーク」誌に紹介される。

2002年9月
ゴルフスイング2画面動作解析機(MA:モーションアナライザー))の開発を開始。

2003年4月
MA(モーションアナライザー)のプロトタイプが完成。

2004年9月
株式会社アソボウズよりゴルフ部門を分離・独立し、ゴルフに関する各種データの取得と配信及び「ゴルフスタジアム ドットコム」の運営会社として「ゴルフスタジアム」を設立する。
初代MA(モーションアナライザー)が完成。リリースを開始する。

上記のようにMA(モーションアナライザー)自体はちゃんとしたソフトウェアです。

 

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1995年日本シリーズ オリックス対ヤクルト

イチローを倒した野村ID野球の影にはアソボーズのデータ分析、動作分析があった!!

 

アソボウズ ID野球 NHK【未来派宣言】

 

 

アソボーズが起こした野球革命!!

 

 

 

『「パソコン」と「プロ野球」。お互いに違和感を与えるキーワードではない。しかし「アソボウズ」とは初耳である。1995年の日本シリーズはヤクルトとオリックスとの決戦となった。この年、イチローは打率.342で2年連続の首位打者を獲得した。このイチローを完璧に押さえ込んだのがアソボウズのデータだったのである。

野村克也 (現・阪神監督)は言う、いいデータの条件は<集める、分析する、提示する>。正確な情報、的確な分析、単純化したプレゼンテーション。この3つが全てそろってこそ、初めて選手が使える武器としての<データ>が出来上がる。野村監督-古田捕手のコンビはアソボウズの提供したデータを基に、これを実践し4勝1敗でシリーズを制したのである。

アソボウズには2つのシステムがある。ひとつは、「動作解析システム」。パソコン上でビデオ画像を制御し、2分割画面に映し出す。たとえば好調時とスランプ時のフォームを比較することができる。工藤公康(現・巨人)は自宅に動画解析システムを揃え、自ら積極的にフォームのチェックを行っているほど。今年の活躍もむべなるかなである。サッカーのフォーメーションの分析にも有効ではないか。

もう一つは、「スコアメーカー」。 野球のスコアブックをパソコンで入力し、多角的な分析用データを瞬時にディスプレーに表示する。希望の条件を入力すれば、様々なデータを集積、解析して表示することができる。いまではアソボウズの動作解析システムとスコアメーカーが10球団で採用されている。

アソボウズの原点は、スコアメーカの開発。元ロッテのバレンタイン監督に試しに使ってもらって成果をあげた。近鉄投手陣の配球パターンは、たとえばある投手は、1-2のカウントから7割の確率でフォークボールを投げてくる。そのデータをもとにバレンタイン監督は2度にわたってヒットエンドランを敢行し成功させた。』

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アソボウズの技術が確かな事は今でも証明されています。

 

2021/04/25 11:00

 

 

「2000年から欧米のネットコンテンツをアジアや日本でローカライズして展開する企業の日本法人の社長を務めていました。アメリカの主要メディアネットワークのひとつであるCBSが運営するCBS SportsLineのコンテンツの中に、初めて見たものがありました。

後述しますが、それが競技の詳細なデータを使って遊ぶ“ファンタシー・スポーツ”でした。データの豊富さと奥深さに感動して、日本でも同様のサービスを展開したい、と伝えたところCBS SportsLineの社長から『日本にアソボウズという会社がある』と逆に紹介されました。

アソボウズは、野球のデータ収集、分析をするシステムを開発し、販売する会社でした。元はゴルフのスイングのいいときと悪いときのフォームを比較するシステムを作っていましたが、これを西武ライオンズの打撃コーチが見て『野球でも使えるだろう』と言い、そこで野球向けに転用したのがプロ野球との関係ができたきっかけでした。

さらに球団スタッフが相手投手の特徴を調べるのに、いちいち昔のスコアブックを探すのが大変なので、自由に検索可能な電子スコアブックのようなものが作れないかという要望を受けました。これが今、野球界で普通に使われている分析システムの誕生の瞬間です。

このシステムが完成しアソボウズが野球界では知る人ぞ知る存在になったころ、住友商事、NTTデータ、日刊スポーツなどがアソボウズから営業権を取得してデータスタジアムが設立されました。そして間もなく僕が社長に就任しました」

 

 

 

 

 

 

現在のアソボウズでは、高校野球児、個人のデータを分析し、育成、
また進学・所属所先に送るためのデータ提供や、スポーツLEDの設営を行っています。

 

 

野球の作戦成功確率を予測するAIを開発
日本テレビ系プロ野球中継で「イニング得点確率」に次ぐ
今シーズン進化系AI施策第2弾としてサービス開始!
2021年06月30日

 

 

『今回の新企画では、ヒット、送りバント、盗塁の3つの作戦について、打者ごとにAIが成功確率を計算し、画面に反映します。また、投球が進むと1球ごとに計算が更新されるため、ボールカウントによって成功確率がどれくらい増減するのかが分かります。様々なシーンにおいて、作戦の成功確率を見ながら、実際にチームがどんなベンチワークをするのか考えながら見ることで新しい楽しみ方ができると考えています。』

 

『■データスタジアムとは
データスタジアムは、2001年の設立以来、Jリーグ・プロ野球・Bリーグなどのデータを取得・蓄積・分析し、スポーツ団体やチーム・クラブ・選手に対して強化や戦術向上のためのソリューションを提供しています。また、ファンやメディアに対しても様々なデータやデータを活用したエンターテインメントコンテンツを提供し、スポーツの新しい楽しみ方を提案しています。』