ご覧いただきありがとうございます。


今回の記事では、基礎固めができた後にやることについて自分の体験をもとに話していきたいと思います。


まず英語から。

自分の場合、基礎固めが大体出来てきたのが夏休み前くらいだったので夏休み期間にやったことについて話していきます。


英語は単語の勉強は引き続き継続しつつ、英文の解釈に足を踏み入れていきます。最初はゆっくり、動詞を見つけてそこから文の形を推測して読み進めていきます。英文の解釈(分解)が終わったら、今度は英文を見ながら和訳して読み進めます。その後、英文を音読あるいは黙読します。

ここまでやることで、その英文に含まれる文法や単語の知識が定着しやすくなると思います。また、文法がわからなくなったらすぐ基礎に戻って復習しましょう。ここで分からなくなっても焦らなくて大丈夫です。それを見つけるための英文解釈でもありますから。


次に国語です。

現代文は基本的に評論文と物語文を同時並行で勉強していきます。評論文にも物語文にもいえるポイントとしては「それ」や「これ」などの指示代名詞が何を表しているかを明確にしながら読み進めること。また、「しかし」や「そのため」など接続詞の前後の文の関係を把握することも大事です。

評論文は特に「例えば」のような例示がどこからどこまでを表すかを捉え、主文との関係を把握することで読み進めるのがとてもスムーズになります。


古文は英語のやり方と似通ってますが、

単語の勉強を継続しつつ、本文読解に本格的に取り組み始めます。助動詞の種類や活用、尊敬語の種類や誰が誰に向かって言っているのかを明らかにしながら解釈を進めていきます。そして解釈が終わったら本文を和訳しながら読みます。英語と同じく、分からなくなったらすぐ基礎に戻って復習します。


漢文は少しずつ漢字単体の意味を覚えつつ、

漢文特有の文法に気をつけながら英語や古文のような形で勉強していきます。


最後に社会です。

社会は、基礎固めが完全に終わってる可能性は高くないと思います。範囲が膨大ですからね。

そのため基礎固めの内容とあまり変わらないですが、引き続き基礎をテキストや一問一答などでさらって、より詳細な内容に踏み込めるようにしていきましょう。マクロでさらってミクロに注力する姿勢が大事だと思います。


また、この時期の模試で結果がふるわなくても、肩を落とす必要はないと思います。むしろ、間違えた分伸び代があると考えて、成長するチャンスと捉えましょう。


以上で基礎固めができた後にやることについての話を終わりにしたいと思いますが、


ここで注意していただきたいことがあります。

基礎固めが終わり、問題集や過去問などに取り組むのは自然な流れで良いと思いますが、量より質でも、質より量でもなく、”質を踏まえた量”が大事であるということです。例えば過去問であれば、2~3年分やったらその2~3年分の過去問を徹底的に研究して、傾向と対策を知り、ノートにまとめるなどしてからさらに多くの過去問に取り組んで欲しいということです。自分はこのことに気づいたのが入試直前だったのでもっと早く知っていればもっと無双できたと思っています。


質を踏まえた量をこなせば、がむしゃらに量をこなすよりも効率よく吸収できると思います。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

最後の内容はもう少し後に考えることかもしれませんが、意識下には置いておいて欲しいことです。


次回は「秋〜入試直前に自分がしたこと」です。

タイトルは変わるかもしれません。


ではまた。