今日は朝の話に疑問しかなく1日中その事を考えていた。

ねる「ゆいぽん!帰ろ!」
小林「うん!」
ねる「ゆいぽんさぁ、今日の朝のゆいぽんが有名って言う話気にしてるで
         しょ?」
小林「うん。だってそんなわけないもん。1回も言われたことなかったし…」
ねる「それは本人の前では言わないでしょw 
         やっぱり鈍感だね~」

そんな話をしていると近くに平手さんと理佐がいた。
二人で帰るのかな?
私は登校は理佐と一緒だけど一緒に帰ったことはない。
だから誰と帰っているのかも知らない。

ねる「てっちゃーん!りさー!」
平手「あ、ねるぅー!小林さんもいる!
         二人は今から帰るの?」
小、ね「うん。」
平手「それなら一緒に帰ろー!
         りさもいいよね?」
理佐「うん。」

みんなが賛成したことで私たちは4人で一緒に帰ることになった。

平手「今日ずっと気になってたんだけどさ、二人はいつから知り合いなの?」
ねる「あ、私もそれ気になる!」

予想はしていたけどやっぱりその話だよね。
理佐は無言だから私が話そう。

小林「りさとはね、幼稚園の時からずっと一緒で幼なじみなの。
         家も近いし、親同士も仲良いんだ~。」
平、ね「へぇーー。」
平手「にしても二人ってお似合いだよね!」
小、理「え⁉」
ねる「確かに!二人とも優しいし運動神経いいし、顔もいいし…
         りさはみんなにモテてるし、ゆいぽんもかわいいって噂たくさんあるし」
小林「だからホントになに?その噂。」
理佐「ゆいは自分が思ってるよりもみんなに良さが伝わってるんだよ。
         ゆいに助けてもらった人もたくさんいるよ。
         私もその中の1人だし」

え、それは理佐のことだよ。
誰からでも頼りにされて…
そういえばこんなまっすぐに理佐にほめらてたのって久しぶり。
なんか顔が熱いんだけど…

平手「おっとーー!w これは良い雰囲気ですね~
         私たちはお邪魔かなーw ねる、こっちから帰ろ(ニヤニヤ)」
ねる「そうだねー(ニヤニヤ)またねゆいぽん、りさ。」
由依「ちょっと‼ねる!」

ヤバイ!なんかおかしいよ…
いつもは一緒にいても緊張しないのに今はなんか違う!

理佐「フゥー。せっかく二人がチャンスくれたからがんばろうかな?w 」
由依「え、⁉」
理佐「ゆい。私はゆいのことが好き。
         結構前から。今までは勇気がなくて言えなかったけど…
         私には釣り合わないと思うけど、みんなの噂を聞いてとられると思った
         から…」  
由依「私もりさのことが好き!」
 
私は理佐の手を握った。

由依「同じこと思ってた。釣り合わないからって…」    
理佐「フフ、私たち気が合うね!」
由依「りさが私と登校していること誰にも話さないから嫌われてるって思って
        た。」
理佐「そんなわけないじゃんw 嫌なら一緒に登校しないし。
         ゆいと仲良いこと言ったらゆいのこと狙ってるひとたちに相談とかされ
         るかもじゃん。」

知らなかった…意外と嫉妬とかしてくれるんだw 
私たち同じ思いでいたのにあんなに悩んでたんだなぁ。 
理佐の一歩の勇気でちゃんと想いが伝わった。
理佐ありがとう、愛してるよ!
いつかはちゃんと言葉にできるほどラブラブになれますように