松代歴史ハイキング 平成30年10月13日(土) | 東吉田分館2020のブログ

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朝は一桁の9℃と肌寒く迎えましたがまずまずの天候です。

26名で会館を出発しました。松代城に着いた時は青空が迎えてくれました。

ゴールの妻女山に向けて約5.2kmの開始です。

今回のコースは川中島の第4次合戦で武田方の戦法「啄木鳥の戦法」のコースを巡ります。

 

▲松代城太鼓門

 

松代城は明治の廃城に伴い天守等櫓はありませんが、櫓跡に登ってみると千曲川、北信五岳、その先には北アルプスが望めます。

歴代の藩主もこの眺めを見ていた事でしょう。往時が偲ばれます。

 

城下町の風情が残る街並みを進み象山神社です。

ここでは象山が幕末の志士たちと時勢を論じた高義亭、京都から移築した茶室(煙雨亭)を見学しました。

▲象山神社

 

象山神社を後にし、暫く清野地区の山裾の道を進み、松井須磨子の墓所に着きました。抱月の後を追って33歳の若さでこの世を去りました。

▲松井須磨子墓所

 

 

カチューシャの歌を唄い合掌しました。途中の広場で昼食をとり、15分ほどで古峰神社に着きました。

戦国の国衆清野氏の館跡です。

 

▲古峰神社

 

川中島の戦いでは謙信の先方衆として出陣、武田家滅亡後は謙信に属し会津に移住しました。

 

稲刈りの田園、五岳の山並みをみているとゆったりと時間が流れます。

 

一時間程で会津比売神社です。

▲会津比売神社

 

謙信槍先の泉、謙信鞍掛の松を見学しました。

上は高速道です。騒音がすごく、謙信も時の流れを感じていると思われます。ここからは最後、緩やかなつづら折りの坂道です。謙信槍尻の泉を通って15分ほどで妻女山展望台に着きました。

 

▲妻女山展望台

 

展望台からは千曲川、霞んではいますが五岳が見渡せ、広い川中島平です。木々が遮り、松代城は見えませんが、当時謙信はここから松代城(海津城)の炊煙を見ていた事でしょう。また琵琶を弾いていた

とされる謙信の心に思いを寄せてみました。

 

ほぼ予定通り戻り、15:40から懇親会に臨みました。

お酒も進み何曲も何曲も歌を、特に女性陣が盛り上げ

てくれました。お疲れ様でした。