【第3回フェローズフィルムフェスティバルを終えて】
先週、審査員として参加させていただいた学生たちの映画祭「フェローズフィルムフェスティバル」。
例年、授賞式は12月なのですが今年は3月の開催となりました。
桜が咲く中、久しぶりに映画を作った"戦友"たちと再会した学生たちは、どこか卒業式のようにその時間を楽しみつつ、映画を作ったときのことをお話しされていて、何気ない光景ですが、とても胸に詰まるものがありました。
その学生たちも、映画館で作品が見られることが嬉しいと話していたのが大変印象に残りました。
審査員を一緒につとめた広山ことはさんも話していましたが、映画をスマホやデジタル機器、自宅で見る事が少しずつスタンダードとなっていく中、
映画館で作品を観る喜びを知ってくれている学生たちがこんなにもたくさんいてくれたこと、
とても嬉しく思いました。
心が明るくなりました。
映画館で観ると、いいですよね!!
正直、面白いものは自宅で見ても映画館で見ても、どちらでも素晴らしいと思っております。
でも、でも、
小さな画面では気づけなかったことがあったことが確かに有りました。
「あ、こんな演出していたんだ!」とか音響の面、キャストの目線。
何を今更?な、発言ですよね。
想定のできる比較なのは重々承知なのですが、身をもって私自身が、他の審査員の方達が、この映画祭でも、あらためて体験しました。
そして上映された作品に僭越ながら、
賞をつけさせていただきましたが、
どの作品にも面白い、クリエイティブな唯一無二なポイントがあって!
学生だからできること、が楽しみながら作品を作っている光景が目に浮かぶ作品がたくさんでした。
審査員たちも悩みに悩んだ結果となっています。
賞を受賞された作品は、BSーTBSでも視聴することができます。(また後日シェアします)
コロナ禍に果敢に挑んだ明るく力強く、楽しい作品、
家族の絆を楽しく、優しく、しなやかさとさわやかさを兼ね添えて伝えた作品。
私も、大好きでした!!
そして何より毎年徐々にアップグレードしているフェローズフィルムフェスティバル、
学生たちの未来を、映画を、愛してくださって本当に本当に!さいこう!!!
参加して下さった学生たちの、ココロの支えになるんじゃないかなと思っています。
フェローズさん、開催ありがとう!!!!