おはようございます。
第18回全国市議会議長会研究フォーラムが北九州市西日本総合展示場にて開催。参加しました。小倉駅近くです。
一日目は基調講演とパネルディスカッションが行われました。
基調講演は「躍動的でワクワクする市議会に」がテーマ。片山善博大正大学教授によるものでした。
パネルディスカッションは、コーディネーターの方と4名の方々による「統一地方選挙の検証と地方議会の課題」がテーマでした。
約2,400名が参加。(2,399名とのこと)会場は議長、副議長を中心に市議会議員、関係各位で埋め尽くされました。
基調講演では、市議会の改革が必要なことがいくつかある。例えば、
☆議場での公開の議論がないこと。
☆税の議論をしていないこと。
☆住民の発言機会が少ないこと。
このような話がありました。
次にパネルディスカッション。
4人のパネラーによる市議会の現状分析や見解について。
地方議会について→人口規模に応じて多様な議会、報酬についての課題。
議員のなり手不足問題、二元代表制でありながら、議員に専業化できる状況ではない議会があり、改善することが大事。政務活動費が少なく、自腹で様々な出費が多いと指摘がありました。またハラスメントについての課題の指摘もあり。
北九州市の議長からの報告では、カフェトークin北九州を開催している、とのこと。市民との意見交換会を公の場で行うなど工夫をしているとの報告がありました。
その後、テーマとして、
1)どうやったら、議員のなり手不足問題が解決できるか?
2)市民の皆さんが議会に関心を持ってもらうためにはどうしたらいいのか?
について、様々な話がありました。
研修はやはり現場に参加することが大切だということを実感しました。
これからも「現場主義」で、活動してまいります。
早く着いたため、先に会場にて。
会場近くにて
北九州市を盛り上げるために展示がありました
資料
会場は2,399名で満員。