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「いじめと向き合う辛い時間だった」――青梅市の中学校で男子生徒が被害に遭った事件について、青梅市教育委員会は2021年3月に「重大事態」と認定しました。この認定から3年以上が経過し、被害生徒は公表までの間、苦しい時間を過ごしていたことが明らかになりました。
いじめの被害者は2019年に中学1年生だった男子生徒で、シャープペンシルで背中を刺されたり、体型を揶揄されるなどのいじめを受けていました。その後、体調不良を理由に学校を欠席し、母親がいじめの原因で学校に行きたくないと伝えました。両親はいじめ防止対策推進法に基づく調査を求め、2021年3月に市の教育委員会が「重大事態」と認定したのです。
教育長は公表までの時間を反省し、「これがいじめだったんだ」と認識を改めたと述べています。被害生徒と両親も会見で、3年間の辛い時間を訴えました。
青梅市教育委員会は今後も早期発見と対応に全力を尽くし、学校生活を安全に送れる環境を作り上げていくとコメントしています。
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