今晩は~っす‼︎


今日は、赤坂ACTシアターに「ジャンヌ・ダルク」を観劇しに行って来ましたぁ。

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実は、このお芝居には、セプテントリオンでお世話になっている西岡塾長と、そこで共に芝居のレッスンを受けている仲間が兵士役として何人か出演していることもあり、とても楽しみにしていたのだ。

劇場に入ってみると何と‼︎最前列一番前のど真ん中❗️
こんないい席初めて❗️
目の前が舞台だから、役者さん達の細かい息遣いから表情の変化に至るまで、手に取るようにわかるのだ(^O^)/
もう、こんな経験、二度とできないかも。やっぱり観劇は、辞められない✌️


内容は、というと・・・
ネタバレになるといけないけから、あまり詳しくは言えませんが(笑)


主演の有村架純さん、第一声が予想以上に低音だったので、ややビックリ。
立ち方も、腰を落としたドッシリした構えで、驚くほど華奢な身体つきなのに、3時間あまりの長丁場を堂々と演じ切っていた。戦士を演じるということで、しっかり役作りをしてきたんだろうなぁ。流石はヒロインを演じるだけのことはある。


自分が個人的に感銘を受けたのは、ジャンヌの腹心の一人、傭兵レイモンを演じた堀部圭亮さん。その、男らしさと人間的な温かみを感じさせる演技には、とても魅了された。


シャルル7世を演じた東山紀之さんは、始めは器の小さい気弱な男の役を演じていたためか、余りに地味過ぎて存在感が薄かった。しかし、ジャンヌの死をきっかけに、それまでの自分を恥じて名君に生まれ変わるシーンでは、ガラッと一変した貫禄ある演技が流石だった。
やっぱり、オーラのある役者さんは違うね。


でも、一番凄かったのは、お世辞抜きに国王の家臣を演じた西岡徳馬塾長だった。
最後までキャラがぶれない❗️
したたかな奸臣の役を、時に大胆に、時に繊細に、ユーモアをも交えながら見事に演じ切っていらっしゃった。
とにかく、舞台の上にラ・トレムイユ卿はずっと生き続けていたのである。
この境地に達するまでには、まだまだ山のような修行を積まねばならぬのだろうなぁ・・・


最後に、今回の舞台の演出について一言。とにかく、今まで観た舞台の中で五本の指に入る見事な演出だったと思う。
今回の舞台は20分の休憩を挟んで、第一幕85分、第二幕90分という3時間あまりの大作で、しかも総勢130人あまりが登場するという大作だったが、舞台のみならず客席まで利用した見事な演出で、全く飽きを感じさせなかった。

演出されたのは、白井晃氏。

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昔、三谷幸喜氏が演出されて話題になったフジテレビのドラマ「王様のレストラン」で、とってもニヒルなソムリエを演じられており、その頃から大好きな役者さんの一人だったんだけど、今ではこんな素敵な演出もされるんだ、と凄く感動した。
白井さんが演出する次回作も、チャンスがあったら是非見てみたいなぁ。


さて、今回の芝居、公演時間といい、出演者の数といい、来年自分が参加させてもらう、オーチャードホールでのミュージカルにスケール的に似ていることに気が付いた。あんまり長すぎると、お客様が飽きてしまうんじゃないかと心配だったけど、内容が良ければそんなことはない、ということを改めて認識させられた。
だって、見終わった後、お客様達皆満足そうな顔してたもの。

自分達も、絶対誰にでも楽しんで貰える内容にするぞぃ❗️


何かいいことありそうだ。