こんばんはーっす‼︎


ソチでは、五輪の熱い戦いが感動を呼び起こしつつ展開されている一方で、日本列島は相変わらずの異常気象に悩まされておりますなぁー・・・
春の訪れはいつになることやら。


皆さんも、雪や寒さの影響で風邪を召されたり怪我をされたりなさらぬよう、くれぐれもお気をつけ下さいね。


さて、ご存知のように、フィギュアスケート男子の羽生選手が、僅か19歳の若さで日本に金メダルをもたらしました‼︎

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これは、本当に凄いことだと思う。
自分は19歳の時、一体何をしていたか、と考えると、本当に赤面の至りである。


しかし、今回羽生選手が金メダルを獲得するに至った過程をみてみると、様々なことを教えられた気がする。


今回、羽生選手は団体戦からSPに至るまで、絶好調を維持していた。
そして、誰もが羽生選手の金メダルを確信した時、思わぬ事態が生じる。
フリーでまさかの失敗を犯し、思いの他得点が伸びなかったのだ。


そして、次に登場したのが、最大のライバル、パトリック・チャン選手。

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彼の出だしの演技を見た時、多くの日本人の人達は、逆転された、とあせったかもしれない。ところが、何とチャン選手まで信じられないようなミスを犯し、結局、羽生選手がトップのまま逃げ切ったのである。


羽生選手自身、信じられなかったであろうことは、チャン選手の得点が発表された時点での羽生選手の表情を見れば、想像に難くない。


でも、これらの一連の出来事は、多くのことを教えてくれた。
まず、人間はどんなに才能豊かであったとしても、本番の大舞台で緊張しないなどということはありえない、ということだ。そのような異常な状態の中でいかに自分の実力を出し切るか。
それには、日頃の修練が物をいう。
確かに、今回の羽生選手の金メダル獲得には、チャン選手の失敗とか、メダルの有力候補だったロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手の棄権など、幸運にも恵まれた。
しかし、その幸運は、日頃の羽生選手の地を吐くような努力を見ていらした神様からの贈り物だったのではなかろうか。
つまり、羽生選手が自分自身で幸運を手繰り寄せたのだと思うのだ。


そして、もう一つ、羽生選手を大きく飛躍させた要因として忘れてはならないのが、良きライバル達の存在であろう。

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日本の町田選手、高橋選手も、何れも5位、6位入賞という素晴らしい成績を残した。二人とも、メダルの可能性も十分あったと思う。


町田選手は、多少荒削りだけど、これからまだまだ大きな可能性を秘めていることを感じさせるダイナミックな演技で、観る者達を魅了した。
まだまだ伸び代のある選手だと思う。


高橋選手は流石だった。
メダル争いとは、ある種超越した高い所から、フィギュアスケートがいかに美しい種目かということを、自らのエレガントな演技で身を持って証明した。彼のスケート人生の集大成といっても過言ではない素晴らしい演技だったと思う。


大舞台の恐ろしさ、いかに日頃の鍛練が重要か、良きライバルの必要性。
これらは、自分の身を置いている役者の世界にも見事に当てはまると思う。
いや、というより、あらゆる分野に言えることだろう。


このように、オリンピックの熱い戦いのドラマは、実は人生の縮図そのものとも言えるものであり、そこが世界中の人々を魅了してやまない大きな理由の一つなのであろう。


さぁ、もうすぐジャンプの団体戦。
今度こそ葛西選手に金を期待。


今夜も寝不足になりそう。


何かいいことありそうだ。






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