こんばんはーっす!!


台風の被害も、思ってたより少なかったみたいで、まずはめでたし。
一時はどうなることやら、と凄い不安だったけと。


ところで、先日日頃からお世話になっている方のお誘いで、某女子大学で行われたミニ・コンサートへ行って来たよ。
ソプラノ歌手の東城弥重さんが、牧野裕史さんの奏でるピアノの調べに乗せて、何曲か美声を披露してくれた。

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ところがこのコンサート、ただのコンサートじゃなかったんだなぁ、これが。じつは、このコンサートの企画に始まって、出演者のキャスティング、出演交渉、果ては、第二部の座談会の司会まで、全て学生さん自身の手で行われたものだったんだ。


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この学校では、ステージクリエイト、つまり舞台やイベントの企画等裏方の仕事を将来希望している学生さん達が学んでいるそうなんだけど、学生のうちからこういうことを実際に体験させて貰えれば、凄い財産になるよね。
実際、コンサートも大成功。
とっても楽しい一夜になった。
皆さん、本当にご苦労様。
そして、ありがとう。


さて、そんな中で、自分の心に強烈な印象を残したのは、ピアニスト牧野裕史さんのお話。


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牧野さんは、38歳くらいまで、音楽理論を勉強されていたんだけど、どうしてもピアニストになりたいと一念発起。フランスに渡って色々とまなばれた結果、学校の伴奏科を首席卒業され、今や、ソリスト、伴奏者として大活躍をされている。

そんな牧野さんが、こう言われた。
「自分の本当にやりたいことを見つけて生きるべき。自分には、ピアノが生きがい。」と。そう言った時の牧野さんの顔は、自信に満ちて幸せそうだった。


自分も、役者の仕事がやりたくてやりたくて、才能もないのに40近くでこの世界に飛び込んだ。経済的には、とってもキツイけど、そしてほんとにほんとにちっぽけな存在だけど、曲がりなりにも役者やタレントの仕事を頂いて何とかかんとかやっている自分は、本当に幸せ者だと思う。
少なくとも、ここまでこれたことを、周りの全ての人達に感謝したい。

そして、若い人達に「たった一度の人生だもの。自分が心からやりたいことをやったらいいよ。」って言いたいな。


何かいいことありそうだ。



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