8月2日(火)は僕にとって運命の日であった。人生初めての手術であった。身体にメスを入れたのは生まれて初めてであった。
夕方、手術自体は10~15分(準備等前後入れて30分程度)で終わり、直ぐ帰っていいとのこと。ちょっと拍子抜けした。
最初の局部麻酔の注射以外は思ったほどの痛みも無かった。麻酔が切れても、貰った痛み止めを飲んでいたので、夜、我慢できない程の痛みは無かった。
夜、風呂はダメ、シャワーはOKと言われたが、シャワーも浴びず、身体全体汗で気持ち悪かったが患部に貼られたガーゼもそのままで、我慢して寝た。
3日(水)午前、シャワーを浴びる前、患部を鏡で見た。以前のイボは殆ど萎んでいたが、何と、隣に別の新しいイボが出来ていた。ガ~~~ン! ショックだった。
すぐさま、病院に連絡し、明日(4日)に予約を取り、診てもらうことになった。
3日午後から、新しいイボが出来たまま、ランナーマガジン「クリール」誌で、猫ひろし氏と対談をし、その後、千葉県・佐倉市役所での講演会に出向いた。車の移動は少々応えた。
こんなことをしていていいのだろうか?
明日(4日)はお昼にまたまた病院に行き、その後、午後の便で青森県・八戸市に飛ぶ。八戸でトークショーをやり、日帰りである。
元気であれば、青森市に移動し、ねぶた祭りを見る予定だったが、中止である。トホホホである。
何が恥ずかしいって、ドーナツクッションを持って飛行機に乗ることである。ドーナツクッションも金属探知機の中を通さなければならない。
「お荷物を横にしてよろしいですか?」と聞かれると「縦にして通せるのかな?」といつも思ってしまう。
とにかく、この病気は、走れないのが辛い。お酒や激しい運動は当面ご法度ということである・・・・・・・・酒は別に構わないが、走れないのは最大のストレスである。
今日、猫君と対談していて、走れる喜び、健康である幸せを改めて痛感した次第である。
頑張ろう、日本! 頑張ろう、東国原!