今日になって、複数の新聞(スポーツ紙を含む)がまたぞろ「東国原氏 東京都知事選出馬へ」と報道している。「出馬」ではなく「出馬へ」の「へ」がきっとミソなのだろう。
昨日もここで書いたが、今のところ、先の事は一切決まっていない。全くの白紙と言っても差し支えない。
とにかく、今は、残りの任期を全力で全うしたいと考えている。
そして、良い形で次ぎにバトンを渡したい。
行政政治の継続性・連続性を確保するためには、良い形で次ぎの担当者にバトンを渡すことが必要である。それは、首長も各部各課の職員等もそうである。いつかは必ず次ぎにバトンを渡さなければならない。そして、渡す時は、何某かの行政課題は必ず存在・継続し、それも含め渡さなければならない。
バトンは、渡す時期ではなく、渡し方であると思っている。
4年前、(語弊があるかも知れないが)、僕は最悪の状態でバトンを渡された。それから、体制を立て直し、遅れた部分を取り戻し、更に発展するように全力で走って来た。余計なエネルギーまだかかり、これは結構辛かった。
あの時を反省点として、次のランナーがスムースに、気持ちよくスタート出来るように、出来るだけロスのない渡し方をしなければならないと思っている。それが、僕に課せられた最後の責務であると思っている。
全く関係無いが、著書発売のお知らせ・・・・・・・
『20歳のための20年後会議』東国原英夫・おちまさと共著(NHK出版)
『絆』文庫本化 島田洋七・東国原英夫共著(徳間文庫)