ここの所、県内様々な総会やイベントに出席する機会がある。

 どこに行くにも、心の中で「(二期目に出馬しないことを)申し訳無いな~」という思い・・・・何となく後ろめたい気持ち・・・・気後れする心持ち・・・・で、心なしか小さくなって出席する。

 が、意外と会場の雰囲気は温かい。そういう気がする。気だけかもしれないが(笑)。


 で、会場で写真撮影やサインを求められる。以前より多いような気がする。聞くと「これで最後だから・・・・」とか「最後の記念に・・・・」とか「もう一生会えないかも知れないから・・・・・」等と言われる。

 あの写真やサインは恐らく、未来永劫、半永久的にあの方々の手元に残るのだろう。今後、事あるごとに、何かにつけ、確認・観賞されるのだ。これから、下手なことは出来ないな(笑)。


 ジョッグしていても、県庁観光に来られた方々からも本当に温かい声を掛けられる。勿論、そういう人ばかりではないだろうが・・・・・・・こういう時だから、余計、身にしみる。

 十数年前、謹慎だったとき、温かい声を掛けられたこと(人)は今でも忘れていない。何となく、今、そういう感じである。で、また、「ピンチをチャンスに!」である。


 自民党県連さんが河野元副知事(現在、次期県知事選立候補表明)に協力する旨の記事が新聞に掲載されていた。

 入札契約を含む様々な政策のこと・・・・・今後のことが少し気掛かりになる。現在、県土整備部に、部としての意見は聞いている。

 多くの方々と協力し合うのは、それはそれで「県民総力戦」「県民党」として良いことだと思う。僕もそういう理念でこれまでやって来た。政策協定とか結ぶのだろうか?是々非々という観点から、それは如何だろうか? 広く県民の皆様はどう思われるだろうか?

 

 いずれにしろ、今後に注目であろう。良くも悪くも、これまで築き上げて来た、決して平準化を善しとしないオンリーワンとしての宮崎の輝きが失われないことを願うのみである。餅は搗かれたが、結局捏ねる人がいなかったというのも残念なことである。そういうことにならないように、くれぐれもお願いしたい。

 「だったら、お前がやれば良い」というご意見が当然出て来る・・・・・本当に申し訳無い・・・・・・僕が二人欲しいところだ。

 

 僕は僕で、今回の僕の選択を宮崎には絶対に後悔させない。いつか、「やっぱい宮崎県出身の東国原やね~」と言われるようになろうと思う。

 18歳で上京するとき、日向からフェリーで東京に向かった。敢えてフェリーを選んだのは、心の中で「東征」を意識していたからだ。