17日(土)、日南・飫肥城下祭りの行列に参加した。ざっと数万人くらいの人出だった。

 沿道の多く方々から、握手や写真撮影を求められ、口々に「これまで宮崎をありがとう!」と声を掛けられた。大変嬉しく感涙だった。中には「何で辞むっと? もうちょっといて欲しかった」というお声も勿論あった。

 が、概ね歓待され、温かく見送られる雰囲気で、「これからも頑張って!」とか「これからも宮崎を頼んど!」とか、大変な激励等を受けたことに対して、心から感謝を申し上げます。持つべきは、やはり故郷である。

 宮崎のため、地方のため、国のため、ここからが本スタートである。僕に残された時間は後10数年くらいしかない。

 ここからが本当の人生を賭けた勝負だと思う。どこまでやれるか? 分からないが、どうか僕の今後のチャレンジを温かく見守って頂ければと思います。そして、また応援やご指導、叱咤激励等を頂けると有り難いです。これからも宜しくお願い申し上げます。


 今日は、県と経済連が大阪のホテルニューオータニで開催した「新生!みやざき畜産 プロジェクト会議」に出席。

 その後、県の誘致企業である「白ハトグループ」の会長を偲ぶ会に出席させて頂き、その後、福岡・柳川市(柳川御花)に新幹線と車で移動し、九州地方知事会(意見交換会)に出席させて頂いた。

 一日大変な移動だったが、九州各県の県知事さん(特に隣県の知事さん)や関係各位には、今回の口蹄疫の件で大変なご心配・ご迷惑をお掛けした。また、大変なご協力とご尽力、ご支援やご声援を頂いた。一度、皆様方に直接、お詫びとお礼を申し上げたかったので強行ではあったが、スケジュールを組んだ。

 また、九州地方知事会は今回が最後である。そういう意味でも一言これまでお世話になった御礼を申し上げたかった。


 思えば、知事に就任したての頃、最初の九州地方知事会は山口県・萩市で開催された。右も左も分からなかったあの頃の自分が、今となっては懐かしい。

 あれから、3年数ヶ月。思えばあっと言う間だった。今日は、九州地方知事会関係者の皆様にも心温まるお言葉を数多く頂戴し、恐縮と感激しきりであった。

 それにしても、鹿児島県の伊藤知事の「今後の地方自治、国の在り方、僕の今後、民間種雄牛・・・・」等に関する示唆と提言と洞察は鋭かった。