twitterで、「昼間、ツィートしてていいのか? 公務中ではないのか?」という質問・指摘が時々ある。このことに限らず、知事になって思ったのが、結構、知事の職務(公務・政務)について認識・理解されている方が意外と少ないということである。

 僕の場合、ツィートタイムは、大体、昼休みか移動中、或いは夜、それぞれ一回30分くらいと時間を決め、行っている(満足にレス出来ない方には、本当に申し訳無い)。

 

 このことについて、二つの視点から検証する。

 一つ目は、厳密に言って、知事(特別職)には、一般地方公務員に課せられる服務規程は無い。つまり、知事は24時間知事(特別職)であって、県政発展・県益・県民福祉の向上のために誠心誠意従事する。しかし、その職務(公務や政務)に関して、どの用務を優先するか? 基本的には本人の意思・裁量である。あくまで、それを評価し、リコールや選挙で審判を下すのは住民(有権者)の方々である。

 

 東京都・文京区長の育休取得や鹿児島県・阿久根市長などの政治行政スタイルもそうであるが、首長には様々な職務・政治スタイルがある。その行政政治スタイルの是非・賛否は、あくまでもそこの住民(有権者)の方々や職員、議会が選択・審判されることである。

 

 二つ目は、僕のtwitterは、基本的にフォロアーの方々からの問いや提案に答える形でやっている。そこでは、県産品や県内観光地、県行政運営、政治理念等に関する質疑応答や意見・情報交換が圧倒的に多い。

 結果、宮崎のPRに役立っている場合が多く、それが行政広報の役を担っていることになり、これはどちらかと言うと、最早、公務に値するような気がする。