2月10日は「地頭鶏(じとっこ)」の日らしい。協会の方々が「じとっこキャンペーン」ということで知事室に表敬に来られた。

 全国どこに行っても「宮崎は地鶏とマンゴーで一躍有名になりましたね」と言われるが、「地頭鶏(じとっこ)」と「太陽のタマゴ」という名称の周知はまだまだ十分とは言えない。今後の課題であろう。

 名前は、簡素・インパクト・音感・印象的・覚えやすい・親しみやすい等の要素が関係して来る。


 11日、都城市で萩本監督率いる「茨城GG」と我が「チームそのまんま宮崎」との野球の試合をやった。

 気温は20℃を超え、比較的暖かかったが、前半、風雨が凄く、3回途中で中断した。その時点で、半分近くのお客様が帰って行かれた。あの天候だと、まぁ仕方無いことであるが、本当に申し訳無いことをした。後で聞いたら、春一番だったという。

 

 後半、天気は持ち直し、何とか9回までやることが出来た。最後まで残っていて頂いたお客様達には感謝を申し上げたい。そのお客様達のために、最後は僕も投げ打ち、監督や中畑さんも打席に立たれた。お陰さまで最後はかなり盛り上がった。

 しかし、凄いというか、偉いというか、萩本監督(大将)は雨の中でもマイクパフォーマンスを欠かさず、芸の世界でも人間としても大先輩として本当に頭の下がる思いだった。萩本氏(欽ちゃん)に頂いた「笑い力」で周りは随分に元気になり、勇気と感動を頂いた。


 11日、野球が終わって、夜、宮崎市のシーガイアに移動した。そこで「笑顔共和国」の第24回笑顔記念式典「笑顔の岩戸開きin宮崎」に出席した。全国から数百名の共和国民の方々が集まっておられた。

 しかし、面白い文化団体もあるものだ。僕は、かねがね講演会等で「笑いのある行政、笑顔のある公共サービスを心がけている」と言っている。生活や地域社会に笑いや笑顔があるというのは大変重要であると思う。知事の立場で笑いを取ったりユーモアに走ると、軽薄とか威厳が無い等と批判される。特に最近、僕は気にしない。僕には僕にしか出来ない行政・政治スタイルを構築・確立したいと思っている。


 「笑う」という行動・作用や「笑わせる」という能力は、人の能力の中でもかなり高度な技術と才能を要する(僕なんか全然大したことないが)。言わば、特殊技能と言っても過言ではない。

 笑うという行為は、肉体的にも精神的にも重要であり、人に希望や元気を与え、ストレスの解消にも繋がる。社会を明るくし、潤滑油の役割もする。決して侮れないと思う。笑いを笑うものは笑いに泣く。今後も大切にして行きたい。

 尚、「笑顔共和国」の詳細について知りたい方は笑顔共和国のHPまで。