12日(火)、新富町で開催された県民フォーラムの後、フォーラムの中でも陳情・要望があった、一ツ瀬川流域を走って視察させて頂いた。

 一ツ瀬川の竹渕付近から、下流に向かって、柳瀬大橋~潜水橋~一ツ瀬大橋~日向大橋~気温5℃、上流から下流に向かって強い北風が吹いていた。


 途中、堤防の上から、河川敷の一ツ瀬県民ゴルフクラブ(県営)が眼下に広がった。丁度、堤防脇のクラブハウスの前のホール(何番ホールだか分からない)のフェアウェーを一人の老人(男性)が手押しのカートを牽きながら歩いていた。

 老人の先、フェアーウェー中央の半径3mくらいのエリアにボールが3つ、散らばっていた。恐らく、彼はティショットを3発打っているらしい。誰もいないコースで周りに迷惑を掛けない範囲で練習をしている感じだった。


 辺りは薄暗くなっていた。ティグラウンドからの距離は200ヤードくらい。距離が出ている方ではないが、3発打ったティショットのボールが半径3m内にあるということは、結構な腕前である。ちょっと興味を持って、老人のセカンドショットを見てみた。

 グリーンまで残り150ヤード程度、老人は、ロングアイアンを手にした様子だった。後ろから見るスウィングは所謂ギッタンバッコンだったが、アイアンの先から出た低い弾道は100ヤードくらいでワンバウンドし、そこからかなりのランを稼ぎ、花道から見事グリーンにオンした。


 上流から下流に向かって強い冷風は、老人に取っては、強いフォローだったが、それにしても、ナイスオンだった。

 驚いたことに、老人は、2発目も3発目も同じようにグリーンオンさせた。それを見て、何か微笑ましくなった。因みに、企業局所管のこのゴルフクラブは黒字である(笑)。ここ数年、高齢者の利用が増えている。

 このゴルフクラブを利用している方々に感謝の意味も含め、今度、県主催の一ツ瀬OP(オープン)なんてどうだろう?

 

 そういえば、先日、坂東さんが、「ゴルフでさんまにボロ負けしてな~。さんまに『坂東はん、今度、ブラジャーして来たら、レディスティから打ってええでっせ・・・・・』と言われてもうたわ~。もう、悔しくて悔しくてな~」と言っていた。

 僕が、「それで、まさかブラジャーを着けて行った訳ではないでしょうね?」と聞くと、「勿論、着けて行ったで(笑)」

 同じ、ゴルフでも随分違うものである(笑)。