12月上旬、時事通信の事業仕分けに関するアンケートがあった。それに対して、新聞の記事によると宮崎県は無回答だったと出ていた。これには驚いた。僕は、こういった類のアンケートには、これまで出来る限り誠意を持って回答して来たし、これからもするつもりである。無回答というのはあり得ない。

 

 で、事務方に調べてもらったら、確かに時事通信からのアンケートは来ていたらしい。それが、県の秘書広報課の代表アドレスにメールで来ていたらしい。秘書広報課の代表アドレスには沢山のメールが来るので、確認ミスだったらしい。大変申し訳無かったと同時に大変遺憾である。如何なる事情があるにせよ、新聞に「宮崎県が無回答」と載ったのは大変残念なことであった。

 時事通信社のメールには、「12月4日までに回答が無ければ無回答とさせて頂く」と書いてあった。ちょっとこれは忍びない。こちらのミスではあるが、12月4日まで回答が無ければ、電話確認の1本くらいはして頂きたかったくらいの気持ちはある。


 ここのところ、年末年始のご挨拶や西日本マラソンのPR等のビデオ収録が結構ある。毎回、「皆様、宮崎県知事の東国原英夫です・・・・・・・」と挨拶するのだが、何回もやっていると飽きて来る。

 今度宮崎で開催される「ひのまるキッズ・柔道大会」の応援メッセージ収録のとき、「会場の皆さんこんにちわ、宮崎県知事のタイガーウッズです・・・」とボケた。間髪入れず、誰か突っ込んでくれるかな?と思ったが、誰も突っ込んでくれず、笑ってもくれなかった(笑)。そのまま暫くメッセージは続けられた。さすがに、このままではまずいと思い、喋るのを止め、「誰か突っ込んでくれないんですかね?」と問うた。


 すると、関係者に「すいません。突っ込んではいけないと思いまして・・・・・・」と神妙に返された。こちらは周りの緊張が少しでも解れればと思い発したことである。

 いや~、それにしてもビックリした。軽い気持ちや乗りでうっかりぼけたり出来ない現実・事実が現前にあるのだ。それが、今日の僕を少々重たくさせている。

 いやいや、こんな現実に負けてはなるまい。人生は常にチャレンジである。またどこかで「皆さん、こんにちわ。宮崎県知事の○○です」と突然ぼけてみたい。

 歌って踊れる知事、ボケて走れる知事、マルチ知事を目指しているのだ。