27日(日)、大相撲の表彰式に出席した。表彰式ももう何回目だろう? 一応、東京(国技館)、名古屋、大阪、福岡全てに出席した。すっかり慣れた感じである。

 優勝決定戦になり、取り組みが押したので、宮崎県の表彰部分はOAされなかったと思う。

 朝青龍関に宮崎県知事賞を授与させて頂くのは、2回目。後は、これまで全部、白鵬関である。白鵬関がいかに強いかが分かる。

 朝青龍関はちょっと恐いイメージだが、土俵の上でいつもニコニコと満面の笑みで迎えてくれる。朝青龍関もこれまで色々あり、きっと心の中に「臥薪嘗胆・捲土重来」と言った言葉を噛みしめて来たのだろう。

 

 僕が土俵に上がると会場から「知事~!ボケろ~!」という掛け声が掛かる。いつも、この掛け声は掛かる(笑)。サービスのため、よっぽどボケて差し上げようかな?と思うのだが、やはり土俵の上は聖域であるので、中々冗談は出来ない。


 同じく27日(日)、銀座を通ったら、偶然にも自民党総裁候補の河野太郎議員が銀座マリオンの前で街頭演説をしていた。選挙カーの上には、世耕参議や山本一太参議の姿もあった。

 ちょっと驚いたのが、その演説を聞いている観客の少なさだった。メディアの数も少なかった。当然、動員はかけていると思うが、それにしても少なかった。

 その後、国技館で鳩山総理にもお会いした。鳩山総理が内閣総理大臣賞表彰で土俵に上がられたとき、会場は割れんばかりの拍手だった。

 一慨には言えないが、民主党(与党)と自民党(野党)の今の現状を具に物語っている対象的なシーンだった。


 これは、もう致し方無い。常に勝ち負けのある世界はそれが現実である。盛者必衰・臥薪嘗胆である。自民党さんも、今後解党的出直しをされ、健全で強固な野党として、政策の見直し、古い体質からの脱却等、精励恪勤されることを期待したい。

 そして、国民国家のため、民主主義の練磨・発展のため、緊張感のある二大政党制の構築に尽力して頂きたい。


 10月11日(日)宮崎(地元)のUMKで生放送予定だった「げきろん」という番組がドタキャンになった。この番組は去年もドタキャンを食らっている。

 この番組は本県選出の国会議員と僕(知事)が生放送で、県や地方が抱える数々の行政課題について激論を闘わすという番組である。県政について、政治行政現場の忌憚のない意見を聞けるので、県民の皆様には大変貴重な番組ではないか思う。

 しかし、出演者(国会議員)の一部が出席出来ず、去年もドタキャン、今年もドタキャンである。一体どうなっているの? 

 

 今年、もし出席出来ない議員がいても、それは仕様が無い。県民の皆様も楽しみにしておられるから、絶対に決行して下さいとお願いしていたにも関わらず、中止である。

 別にUMKさんに謝って頂くことなど無用である。謝るのなら、県民に対してだろう。 

 ただ、僕側(行政側)の都合で中止になったのでは無い、僕の都合ではないことを県民の皆様にはキチンと知っておいて頂きたかったので、敢えて、ここで理由・顛末をお知らせすることにした。


 今度、国の行政刷新会議で「事業仕分け」に取り組むらしい。そこで、本県の先進的取り組みがNHK全国ニュースで取り上げられていた。宮崎県は、僕のマニフェストに沿って、一部反発もあったが、2年前に事業仕分け等を既にやって、行財政改革・無駄の削減に努めて来た。