本日、9月定例県議会開会

 

 午後、新富町~川南町方面を視察させて頂いた。児湯るぴなす支援学校~みやざきバイオマスリサイクル(鶏糞発電)~畑地灌漑尾鈴地区~あんのん舎(障害児受け入れ児童クラブ~

 福祉現場、畑地灌漑の現場等、生の声を聞かせて頂くのは本当に勉強・参考になる。現場主義の僕としては、机上でじっと実務をやるより、どちらかというと毎日でも県内のあちこちを回っていたい方である。まぁ、そういう訳にも行かないが・・・・・・


 あんのん舎で障がい者自立支援法関係の事業と放課後児童クラブ関係の事業とが縦割り行政で中々うまく行かなかった、とかいう話を聞くと、益々地方分権の必要性を痛感する。それこそが国の縦割り行政と中央集権の弊害そのものである。

 住民に直結するこういう行政サービスこそ、全て地方に権限や財源を移譲して頂ければ、スピード感をもって柔軟な対応が出来ると思う。


 しかし、自民党さん、大丈夫かな? 総裁選等で混乱しているようであるが・・・・・・・

 この6月に僕が自民党さんに、日本のために「変わって欲しい」「自己変革して欲しい」と要望・要求した。その象徴が地方分権・地方税財源の確保、そして総裁選の在り方等の党内改革であった。

 自民党さんの一部改革派は十分理解し、改革・変革の必要性を感じておられた。が、残念ながら、大きな変革は実行されなかった。結果、選挙は惨敗した。たらればの話で申し訳ないが、あの時、自己変革・改革がなされていれば、同じ負けるにしても今ほどの大敗は無かったのかも知れない。

 要は、負け方の問題である。同じ負けるにしても、次に繋がる負け方をしなければならなかったと思う。

 

 今回の総裁選の党内の混乱等を見ていると心配を通り越して何だか不憫になって来る。このまま迷走を続けると、全治4年どころか、全治8年になるかも知れない。

 このことは、ずっと言い続けているが、成熟した民主主義、健全な2大政党制を構築するには、健全で強固な野党が必要である。与野党が正々堂々と議論し、政策を磨き合い、国家国民生活に資することが重要である。

 是非、自民党さんには、今後、解党的出直しを実行して頂き、日本国民のために、健全な2大政党制が根付くようにして頂きたいものである。