約1年半前から、地域・生活者起点で日本を選択(洗濯)する国民会議――地方政府創造会議「せんたく」(民主党さんは日本を大掃除とか言っている)でずっと主張させて頂いたマニフェストによる政権選択選挙。今では、巷間、当たり前のようにマニフェストという言葉が行き交っている。ローカルマニフェストやパーティマニフェストは、今や、選挙の標準装備になっている。大変いいことである。そういった意味では、PR等を始め、少しは力になれたのかも知れない。今後は、両党とも、マニフェストの精度と達成度を競って頂きたい。

 

 さぁ、今度は、国民がマニフェストをどう読むか? 僕等は、僕自身も含め、その読解力を高めることが重要である。専門家や識者の解説は、参考書的で無機質な部分もあり、国民には伝わり難い。というか、マニフェストの読解は、非常に難しい。何故なら、マニフェスト自体が様々な面でかなりファジーで矛盾・相反する側面を持っているからだ。どこに視点を置くかで随分変わって来る。

 マニフェストはまず実現性・実行性・実効性を第一に考えなければならない。しかし、単に実現性等を高めるだけなら、目標のハードルを下げればいい。課題解決と目標設定には微妙な相反が生じ、その落とし所は意外と難しい。


 マニフェストとは直接関係無いが、昨日、県の市長会の意見交換会があり、話を聞いて驚いた。各市長さんは毎夜のように会議や会合、飲み会等に出席し、ご自宅で食事をされるのは、月に数回らしい。一晩で2~3か所の集会やイベントに参加することも珍しくないらしい。す、凄い! 心から尊敬する。ちょっと、僕には、出来ない芸当である。皆さん、よく努力されておられる。


 市長と言えば、河村名古屋市長は凄いな~と思う。別に政策の是非とかそういうことではなく、政治家として当たり前なのだろうが、ご自身のポリシーを曲げないあの政治姿勢にである。

 氏には、氏が衆議員だった頃、TV等でお世話になった。名古屋市長選のとき、JOGの途中、偶然、河村事務所の前を通ったので、ご本人はいらっしゃらなかったが、挨拶させて頂いたことがあった。

 そういえば、氏は、国会議員時代、「総理になる」と宣言され行動しておられたが、中々推薦人が集まらず、苦労されておられたっけ。

 

 その河村市長は、今回、民主党候補の応援のため、全国を飛び回っているという。その活動の是非はともかく、やはり、突き抜けていて、尊敬に値する。というか、相変わらず、面白い人だ。

 今回、僕を批判したある政令指定都市の市長なんて、今年、ご自分のとこの市議選では、自分を支持してくれた政党とその公認・推薦候補者を全面的に応援されたらしいが、衆議院選では一転して沈黙、中立の市民党らしい。勿論、国政選挙と地方選挙は違うが・・・・・・


 市長と言えば、中田市長の突然の辞任にはビックリした。きっと、のっぴきならない理由があったのだろう。何があったのかは分からないが、気持ちは分かる気がする。

 

 関係無いが、週刊「女性自身」。あの手の週刊誌が、今回、僕のことを最もケチョンケチョンに叩きそうであるが、県民の声にメールが来ていて、「女性自身」の「総理にしたい人物」に関しての読者アンケートで、僕が第一位になってるとのこと。一体、どうなってるの?

 同時に、民主党さん、マニフェストを変更するらしい。どういうこと? 一体、どうなってるの? 政党政治・民主政治、マニフェスト政治って一体どうなるの?