22日(金)昼ごろ、県庁の県知事室の廊下にガソリンのような液体が撒かれた。僕は、県知事室の隣の講堂で、「空港振興協議会総会」に出席していた。開かれた県庁ということで、出入りはオープンにしてあるが、本当に、物騒である。今後、警備は強化しなければならないだろう。

 

 直ぐに、テレ朝の松井氏から広島弁のメールが届き、「東さんは、まるでエンゲルスじゃの~~」と彼は思想的・哲学的なのか? 能天気なのか(笑)。

 幸い、職員や観光客に、人的被害は無かったが、一歩間違うと大惨事になる事案である。

 この類の行政対象暴力に対しては毅然と対応して行かなければならない。民主主義への冒涜であり否定である。

 

 威力業務妨害で逮捕された犯人の行政に対する要望・要求は意味不明で無理難題、荒唐無稽的なところがあったことは事実である。

 しかし、行政としては、僕も含め行政としての対応の反省点は無かったか? 十分検証する必要がある。県民の皆様の行政需要には、これまで以上に誠意を持って対応するよう努めなければならない。今回のケースに限らず、今まで、行政としての不手際・不適切・不誠実は無かったか? 自省も含め、十分反省・検証すべきである。


 夜、第一ホテルのサウナに行ったら、いつもの常連のお客さんから、護身用・防犯用の笛を頂いた。気遣い、有難いことである。

 笛を吹いてみると、「ピ~~~!」と甲高い音を立て、吹いた本人がびっくりした(笑)。まるで、江戸時代の岡っ引きみたいだった。


 今日、延岡市で開催された九州保健福祉大学の開学10周年式典の帰り、春高バレー・都城工業高校全国優勝祝賀会に電車で移動の途中、宮崎駅のプラットホームで、家族連れに「知事~!」と手を振られたので、横を向き、歩きながら、笑顔で手を振り返した。そしたら、前にあった鉄柱に気付かず、そのまま、しこたま頭と膝をぶつけた。一瞬くらっとして、死ぬほど痛かった。右側頭部にたんこぶが出来た。どうも、ここのところ、受難の相が出ている気がする。

 二度あることは三度ある。明日は、県の総合防災訓練である。そして、27日からは台湾出張である。う~~ん。十分、注意が必要である。