先日、モスバーガー五反田店で行ったぶら下がり記者会見の場で、恐らく日テレ「リアルタイム」の記者だと思うが、その御仁から「新宿コンネの売り上げが下がっていますが・・・・・・・」とご丁寧に数字まで示された。

 そして番組内で「宮崎コンネの売り上げ落ちる」と報道されたらしい。どういう風な報道だったか、実際ニュースの内容を見ていないので分からないが・・・・・・

 どういう意図でああいう質問・報道をされるのか? 恐らく、マスコミの常道、「上げるだけ上げといて、落とす」の行動形態の典型か?

 内心「来た、来た」と思っておかしくなった。

 別に僕自身を上げて落とすならいいが、宮崎を上げて落とされるのは許せない。


 ブームはいつかは去る。だからブームなのだ。そんなことは1年以上前から言わせてもらっている。ブームになっただけでも凄いこと。大切なのはそのブームをどう生かして行くか?だと思う。

 一昨年の宮崎ブームを出来るだけ高止まり、持続可能な定番定着化をさせる取り組みを全庁挙げて、県民総力戦でやらなければならないのだ。


 新宿南口コンネ(宮崎アンテナショップ)の売り上げは、H19年度が6億円とちょっと異常とも思える数字だった。こんな状態はいつまでも続かないと思っていた。そんなこと、誰が考えても分かると思う。

 H20年度(H20年4月~H21年3月)は、このままの調子で行くと約4・8億円。確かにH19年度よりは下がっている。

 新宿コンネは、何度も走りながら見に行ったが、あの店の状況だと、5億円前後の推移であれば上々だと最初から思っていた。逆に言えば、大切なのは今後も毎年度5億円前後をキープすることである。その為に、店長を民間から採用したのだ。


 コンネの売り上げはH17年度までは大体3億円で推移していた。それをこの不況下にも関わらず5億円前後に出来たことだけでも大したものだと思う。


 コンネと宮崎物産館(県庁横)は物産センター所管である。

 因みに、県庁横にある物産館の売り上げは、H17年度1・2億円、H18年度1・4億円、H19年度7・5億円、H20年度はこのまま行くと約9・2億円である。

 物産館自体は逆に売り上げは上がっている。

 コンネと物産館全体では、H17年度4・4億円、H18年度5・5億円(H18年度は、僕が就任させて頂いたH19年2月~3月までの売り上げがお陰様で急上昇している)、H19年度13・7億円、H20年度このままで行くと約14億円となる。


 コンネの売り上げは確かに落ちているが、全体ではH19年度よりH20年度が上がる予定である。

 勿論、このままで推移するとは思っていない。しかし、これを出来るだけ高止まりできるように、関係各位が危機感を持って今後最大限の努力をしなければなならない。

 報道するなら、キチンとそういう風に事実を事実通り、報道して欲しいものだ。

 全国の皆様、今後とも、新宿みやざきコンネ・物産館共々宜しくお願い申し上げます。