青島太平洋マラソン。奇跡的な晴天に恵まれた。

 しかし、最後のトロピカルロード、青島を折り返した後の5kmくらいは強烈な向かい風だった。

 僕のタイムは3時間46分。ゴール地点の電光掲示板のタイムである。正式なタイムはまだ出ていない。思ったより、走れた。

 特に、その最後の5kmくらいを22分台で刻めたのは大きな収穫だった。

 スタートから、1km5分30秒~6分のペースで前半を刻んだ。前半、走りたいのを我慢出来たのが、後半少しペースを上げ、ラスト5kmをスパート出来た要因だろう。

 マラソンは、前半走りたいのを我慢し、後半走るのを止めたいのを我慢することである。


 予想したより、腰・膝の調子は良かった。痛いのは痛いのだが、我慢できる痛さだった。ワセリンをたっぷり塗ったせいか、新しいウエアーと肌の擦れもなく、足にまめも出来なかった。


 今回コースが大きく変わったが、これといった大きな混乱や事故の報告も無かった。実際はどうだったのだろうか? 県警の方々にも大変お世話になった。

 全線、沿道から沢山の観客・ギャラリーの方々に声援・応援を頂いた。重ねて御礼を申し上げたい。走りながら、ランナーの方々に「コースが変わって良かった。楽しい。ありがとう」というご意見を多数頂戴した。

 最もずっこけたのが、「副知事! 頑張って!」という声援だった(笑)。 

 後、走りながらの陳情・要望が結構多かった。県民の皆様と、走りながらの意見交換である。

 「知事! 今度、どこどこを視察お願いします」とか「知事!どこどこに支援・助成をお願いします!」とか。走りながらの陳情・要望というのも、僕・宮崎ならではのことだろう。

 

 運営について、コースの仮設のトイレとエイドステーションの設置・サービスは完璧に近いと思った。沢山の関係各位とボランティアの皆様のお陰だと思う。心から御礼を申し上げたい。

 交通渋滞が少し気になった。やはり、市のメインストリートを封鎖する訳だから、何らかの交通渋滞は避けられないだろうが、それに関する苦情や意見等はどうだったのだろうか?

 帰りの220号線は、一部片側一車線しかなく、直ぐ横の車線を一般車が結構スピードを出して、走っているのはちょっと危険だと思った。

 まぁ、今回の様々な問題点・反省点を洗い出し、ランナーの方々や地域の方々のパブコメ等も取り、今後に繋げなければならないと思う。


 コース変更第一回目の大会としては、僕としては、まずまず成功だったのではないかと思う。今後、大会を一層磨き上げ、日本一のおもてなしのマラソン大会にするために、大会関係者と地域の方々等が連携し一丸となって、また精進努力して行くことが重要であろう。

 とにかく、皆様、大変お疲れ様でした。