6日(土)午前中、宮崎市のイーオンで開催された「技能祭り」に出席。その後、ABC(テレ朝系)「旅サラダ」のロケを国富町と宮崎神宮で行う。その後、上京。


 夜、皇居で32km走。寒かった。

 通常、30km以上走るときには、途中でウエアーを着替える。というのは、風を通さないビニール製のウエアー(サウナウエアーみたいなやつ)を着用しているので、汗が半端じゃない。どんなに冷え込んでいても20kmを過ぎると汗でグッショリとなり、それによって寒くなるので、大体20kmを過ぎると一度着替えるのだ。


 皇居を4周(20km)した辺りで松ちゃんと待ち合わせをしていた。松ちゃんに着替えを持って来てもらい、着替える予定だったのだ。

 待ち合わせのポイントに到着すると松ちゃんが尋常な様子ではない。青ざめた顔で何か焦っている。「知事! 大変です! 大変なことが起きました!」と松ちゃん。

 「一体、何があったの?」 「す、すみません! 知事の着替えのブリーフを忘れてしまいました!」「??? ブ、ブリーフ?」 「ハ、ハイ!すみません!ブリーフです! しかも、ここに忘れたのでは無く、そもそも宮崎からの荷物に入れるのを忘れました」

 

 「で、急遽コンビニに買いに行ったのですが、知事が普段穿いているタイプのブリーフが無かったんです。こんなのしかありませんでした」

 と、松ちゃんはブリーフをかざして見せた。それは、まるで中世の騎士のようなパンツだった。僕は目が点になった。

 皇居のお堀端で、丸の内の高層ビルのイルミネーションに変なブリーフをかざして眺めている二人の男。それも、二人とも目が点になっている。一体、どういう風景なの? 

 こういうことを書くと、また「品位」とか「品格」とか定義も曖昧な概念を笠にモンスタークレイマーがクレイムをつけてくるかも知れない。

 

 長い距離を走ったことのある方は分かると思うが、穿きなれない下着とかランニングパンツ等を穿いて長距離を走ると、股とかが擦り切れたりする。

 まぁ、ブリーフを全く穿かないのもまた下半身が擦り切れたりするので、仕方なくその変なブリーフを穿いて、続けて10kmを走ってみたが、やっぱり勝手が悪かった。


 明日は朝8時~日テレ「サンデーネクスト」生OA、TBS「キミハブレイク」ロケ、夕刊フジ取材、読売テレビ(日テレ系)「クイズ本当にそれでいいですか?」の収録である。

 明日一日、変なパンツで過ごさなければならない。ちょっと変になりそうである。