今、台湾である。今日は、6月1日から台北~宮崎間に定期便を就航して頂き、そのお礼のため、台湾政府関係、エバー航空等を表敬させて頂いた。

 昨日は、台北の太平洋SOGOでの宮崎フェアーに顔を出した。マンゴーの本場台湾で、日本円で一個1万円以上する宮崎マンゴー(太陽のタマゴ)が完売したらしい。す、凄い。


 今日、台湾の交通部(日本の国土交通省)のとある女性から「知事は、イギリスの最も有名な経済誌「エコノミスト」で、日本で最もリベラルな政治家として紹介されていました」と言われた。

 「リベラル」。複雑である。それを「気前がいい」と訳するのか?「寛大」と訳するのか? それとも、「自由主義」とか「進歩的」と訳するのか? それとも、所謂「アメリカのリベラリスト」と解釈するのか?

 まぁ、いずれにしろ「非権威主義」であり「非行動計画主義者」であることは自明である(笑)


 こういうイベントに参加すると行政の行動計画主義に改めて驚かされる。計画は安心、安定、秩序、均衡を確保する。

 而して、それを主義にしたとき、何があっても予め決定されたシナリオ通りに進行・遂行することの義務や使命に支配される。そこに硬直と停滞、後退が生まれる。


 物事には、変えてはならないものもあるが、瞬時に変えなければならないものもある。

 「不確実性の時代に変化や修正は必然・必携である。その変化を察知・理解・採用できない秩序と均衡精神を持つ、ある意味その優れた能力に、新たな価値と目的を与えなければならない」 そう考え、これまで頑張って来た。その気力が、時々、萎えるときがある。

 もう「気付き」をしなければならない。あらゆる全員にその「気付き」が無い限り、「みやざき」の衰退は避けられない。