先日、TVタックルの収録のとき、師匠が僕に「お前、偉いな~。道路特定財源の一般財源化反対や暫定税率を維持する立場は、このご時世、自分の立場を悪くするだけだと分かっていて、主張を曲げないのは、偉いな~。全国からクレームが一杯来るだろう?」と仰っておられた。

 その通りである(笑)。全国からクレームの雨あられである。誰だってガソリンの値段が下がった方がいいに決まっている。

 

 でも、僕は政府与党の案を丸々是としている訳ではないことはもうご承知であろう。政府与党にも野党にもそれぞれに地方からの意見を言わせて頂いている。

 とにかく、真に必要な道路建設、宮崎を含む遅れている地域の道路整備についての新たな優先順位や算定基準などや徹底的に無駄を省く方法などを明確にして欲しいのである。

 まぁ、今後修正協議がなされるとは思うが。


 いずれにしろ、今回ほど道路のことについて、メディアが取り上げ、国民が注目し、その議論に加わったことは無かったと思う。そういう意味でも、メディアで僕が意見を言わせてもらっていることは少しは意義あることだと思う。

 時々、論拠の無いただの誹謗中傷みたいなバッシングもあるが、民主主義社会は様々な意見があって然るべき。それらを尊重し合い、お互い議論していく、言論の府であるべきである。


 昨日、OAされたTVタックルで、まちづくり交付金のことが話題になった。

 民主党の菅代表代行の地元、東京・小金井市駅南口再開発で、まちづくり交付金からの市民交流センター(一部、道路特定財源から支出)の建設に対して、地元民主党市議会議員や菅代表代行はどのような立場なのだろう?


 今日は午前中、エコクリーンプラザ宮崎を見学させてもらった。宮崎市だけで、年間約13万トンのゴミ(一般廃棄物)が出るらしい。台風とかになると一気に2~3万トン出るらしい。大変な状況である。

 それにしても、もの凄い施設だった。ゴミの問題、本当に深刻な問題である。我々一人ひとりが出来るだけゴミを出さない努力をして行く必要があることを痛感した。


 エコクリーンプラザ宮崎は基本的にいつでも誰でも見学出来るらしい。

 以前、まだ就任する前、三重県のRDF方式のゴミ処理場を見学したいと申し出たら、曜日によって見学日が決まっていたり、何のために見学するのか? 等しつこく聞かれたりしたっけ。結局、日程が合わなく、見学出来なかった。

 まぁ、行政の立場にいると、色んなことが見えてくる。