2日(木)那覇から鹿児島に飛び、そのまま都城に入った。本駅でやっていた千切り絵個展の会場で、千切り絵と波照留間島からもってきた黒糖を交換してもらう。UMKのディレクターが「東さん、都城弁で行きましょうか」と言われたので、都城弁で喋ったら、「やっぱり、普通の標準語で行きましょう」だって。そんなに、僕の都城弁は下手なのだろうか? ちょっと、キヨシの家へ野暮用で寄り、その後、山田町へ。山田の(有)ハザマで「きなこ豚と宮崎牛」と千切り絵を交換してもらった。
その後、休む間もなく、熊本へ。一体どういうロケなんだ?熊本のホテルに到着したのは夜8時。それから、熊本城まで走った。夜の熊本城はとても綺麗だった。加藤清正公の銅像が荘厳だった。
翌朝、震度5の地震。ホテルの部屋が22Fだったので、揺れた揺れた。あんな揺れたのは生まれて初めてだった。一瞬、覚悟した。そのまま寝付けず、熊本・白川の辺をジョッグ。そのまま佐賀へ。佐賀、吉野ヶ里遺跡を見て、その後、有田へ入った。有田で、有田焼き(何と30万円相当)と宮崎牛(きなこ豚)を交換してもらった。
それから、一路、広島へ。途中、スタッフが疲れている様子だったので、運転を代わる。まぁ、退屈だったので運転したかったのもあるのだが。 関門海峡を車で渡ったのは、実に35年振り。中学の頃、家出をして、下関で補導され、連れ戻されたときに関門海峡を車で渡った。あのときは、まだ高速が走っていなかった。実に懐かしい。
関門海峡、壇ノ浦。そういえば、かみさんに聞いたら、NHK大河「義経」の壇ノ浦の合戦は今月伊豆辺りで収録らしい。そして8月OAらしい。そんなことはいいとして、約4時間かけて広島に入った。本当は山口辺りに一泊する予定だったが、テレ朝がきちんと映るかどうか判らなかったので、ちゃんと映る広島まで一気に来たのだ。ホテルに着いたのが夜9時。それから走った。広島城を2周。広島城を走るのは何年振りか? 前に走ったのは、NHK大河で丁度、毛利三兄弟をやっていた頃だから、あれっていつかな? 
広島城から、平和記念公園へ。夜の原爆ドームには思わず泣いた。前の川の辺には、若いカップル達が肩を寄せ合ったり、ギターで歌を歌っていたりしていた。その平和を想う。そして、こんな夜でも平気でジョッグしていられる安全を想った。60年前の夏を想像し、思わず涙ぐんでしまった。
さぁ、1時30分からバーレーン戦である。これから大浴場に行って、それから観戦である。明日も早いのに、我ながら、タフだと思う。