漫才のB&Bの島田洋七師匠が、2ヶ月に一回、定期的にやっているトークライヴにたけし軍団のつまみ枝豆君と僕がゲストとして招待された。ライヴでは師匠の嘘だか本当だかよく分からないがとにかく面白いトークが炸裂していた。中でも面白かったのが、参議院議員に埼玉から立候補した時の話であった。託児所と給食の完備というスローガンを公約に掲げ、立候補することを選挙管理委員会に届け出た時、緊張してか「参議院」の「参」の字が出て来ず、「三」と書いたら、係り員に「洋七さん、ギャグは止めて下さい」とたしなめられたらしい。また、いざ選挙には出たが、選挙運動の仕方が分からない。取り敢えず選挙カーを借りて、埼玉県内を回るのだが、どこをどう回っていいのか分からないので、別の選挙カーを見つけ、その後をずっと付いて行ったら、怒られたらしい。仕方無いので、選挙カーで徘徊し、適当な町の中心部に選挙カーを止め、選挙演説をしていたら、近くの交番の警察官に「洋七さん! ここは、埼玉県の隣の栃木県ですよ」と指摘されたのだそうだ。また、選挙カーの運転手は相棒の洋八師匠だったのだが、洋八師匠は、何故か早く移動した方がいいと思い、選挙カーで関越自動車道(高速道路)に乗ったらしい。でも、せっかく乗ったのだからと、一応名前の連呼をしたらしい。高速道路を時速100kmくらいで突っ走りながら、名前を連呼している選挙カーは恐らく初めてだろう。本人曰く、「それでも新潟で2票入っていたのは、その時擦れ違った人だった」らしい。また、投票用紙に「もみじまんじゅう」と書いた人が300人いたらしいが、本当だかどうだか(笑)