いや~、徹夜ですよ。経済学者、塩沢修平氏の本やら頼山陽やらと読み耽っていたら、いつのまにかこんな時間っすよ。 昨日、久々に事務所に呼ばれて打ち合わせに行ったら、「本、書いてくれ」とかいう依頼で。対談形式で口述筆記かな? それなら、まぁ、楽勝かな? と思いきや、何でも、僕が実際に執筆しなければならないらしい。それも、テーマが「戦力外通告」。 各界で戦力外通告を受けた人間の陰と陽の生様をドキュメンタリータッチで描くんだそうだ。 俺は大宅壮一かっつうの・・・・・・・・ヤン・ソギルかっつうの。 トホホホ。 執筆となると下手打てないよな~  ちょっと責任が負荷される。 閑話休題(かんわきゅうだい=あだしことはさておき、と言う意味)・・・・・・・・事務所の野沢から「HP上の日記に難解な語句が多い」という指摘を兼ねてから受けていた。同じことを文化人類学の先生からも指摘しされていた。これからはせめてできるだけ仮名をふるように心がけましょう! でも、一々意味なんか説明しないよ~だ。 だって、面倒くさいも~ん。 後は辞書か何かで調べてね。 できるだけ使用頻度を下げるということはしない。 時には不適切な用法であっても、何度も使用し、覚え、自分のものにしていくために、そして、この日記を読む人に辞書や電子辞書などを引く癖をつけてもらうためにも、積極的に語彙の幅を広げていきたいと思っております・・・・・・・・話は変わるが、「品格」とか「上品」という語意分かる? どの辞書にも正確明瞭な記述が無い。 「品」て一体何? 極めて主観的で観念的だから、describe できないのかな? 因みに、小学館の『大辞泉』によると、「人や物にそなわっている好ましい品格・品質」だそうだ。 何それ? って感じ。 「品格」はというと「その人やその物に感じられる気高さや上品さ」なのだそうだ。 そこで、「気高い」を引くと「優れて上品に見える・気品がある」だとさ。 そこで「上品」を引くと「品格のあるさま・品の良いさま」だとさ。  何言いたいの? って感じ。 分からないのなら「分かりません」と書けっつうの! 面白いだろうね、辞書引いて「ちょっと、分かりません」とか「調べ中です」とか「忘れました」なんて書いてあるの。 因みに、うちにある辞書が1種類だけだと思われると不本意なので、三省堂『新明解 国語辞典』の例を一つ。 「品」は「その人や物の外面に現れた、すぐれた、このましい様子」 ここでいう「すぐれた」は何をもって「すぐれた」とするのか、はたまた「このましい」とはどういう状態をもって「このましい」と定義されるのか甚(はなは)だ疑問。 因みに因みに、「すぐれる」を同じ辞書で引くと「普通よりも、ずば抜けた状態」なのだそうだ。 何をもって「普通」とするのか? また、「ずば抜ける」とはどういった状態なのか? 因みに因みに因みに、「普通」を同じ辞書で引くと「世間にざらにあり、なんら変わった所が見られないことを表す」  「変わる」とは「一般的な状態と違う」らしい。 「一般的」を引くと「特殊でないようす」  辞書を編纂する人の苦悩が伺える。 編纂しながら「あ~」なんて頭抱えているんだろうな~   さて、皆さんの辞書には何と書いてある?   えっと、何言いたかったんだっけ? そうそう、井沢元彦氏の