TBS『ダウンタウンセブン』という番組(12・11水OA)の内容がリニューアルされた。世の中のちょっとした疑問点や矛盾点、不便な点や無駄な点を指摘し、それに対しての対策や改善策が、スタジオにいる100人の陪審員の過半数である51人以上に認められれば賞金100万円がもらえるという企画なのである。今回の提案者である僕のテーマは「カラス」である。僕はこれまでゴルフ中にカラスにボールを持っていかれたり、ジョッグ中に突然襲われ髪の毛を抜かれたり、頭にフンをかけられたりと散々な目に会っている。僕を、天敵のハゲタカと間違えているのだろうか? とにかくよく襲われる。鳴き声をよ~く聞いてみても、僕の錯覚かも知れないが、「カァー、カァー」ではなく、「ハ~ゲ、ハ~ゲ」とか「バ~カ、バ~カ」と鳴いているように聞こえる。とにかくカラスは僕にとって宿敵なのだ。いや、今やカラスの被害は、ゴミ問題・騒音・病原菌の媒介など、大変深刻なのだ。そのカラス被害者の会の一員として、今回「カラス対策」を主張したのだ。カラスの駆除は東京都も提案したが、それには動物愛護上問題があるので、新しくカラスとの共存を考えた。カラスは非常に賢い動物なので話せば分かると思うのだ。そこで、東京都に「東京カラスシティ」なるエリアを設け、そこに棲んでもらうのだ。そこで新しい生態系を作り、必要とあらば餌も提供する。また品種改良に努め、身体の色を薄いピンク色にしたり、声帯を変え、「ピロロロ~」と鳴くようにする等の案を出した。所が、僕の意見に賛同した陪審員は、100人中、何と3人! この数字は、今までの最低だったらしい。トホホホ!