TBSの「オフレコ」という番組で、シンクロニシティの特集をやった。シンクロニシティというのは、偶然の一致ということらしい。番組で紹介されたケースは、とある兄弟が山へ鹿狩りに行き、ある1頭の鹿を兄弟が偶然両方から撃ち、お互いのライフルから放たれた弾丸が鹿を貫通し、それぞれに当たり、同時に死んだという、凄い偶然。また、屋上から飛び降り自殺をした男が落ちながら、ある階の部屋の窓の外を通過する瞬間、その部屋の中から偶然放たれた弾丸に当たり、死んだ。飛び降りた男の真下には、工事用の防御ネットがあり、もしその弾に当たらなければ、恐らく助かっていたという。世の中には凄い偶然もあるものだ。僕がかみさんと結婚する前、よく偶然に街中でばったり出くわした。車で道路を走っていると、偶然直ぐ前を彼女の車が走っていたり、お互いが一度も行ったことの無いレストランで偶然隣りの席だったり、そんな時代もあったのだ。ある時、ゴルフ場でOBを打ち、ロストボールになった。そのボールにはそのまんま東のネームが入っていた。しばらく経って、ゴルフショップで、ロストボールとしてそのまんま東のネーム入りのボールが安くで売られていたのだ。あれはとても恥ずかしかった。そう言えば、その番組収録の翌日、偶然も偶然、あの広末涼子さんに会った。山手通りを車で走っていたら、広末さんがタクシー待ちか何かで一人で立っていた。同じ学校で、学内でも会った事が無いのに、広い東京で本当に偶然だ。何かのお引き合わせかなと思い、車を停め挨拶したら、柔らかい笑顔で実に爽やかな挨拶が返って来た。一緒に乗っていた子供達もこれには大感激していた。