とうとうオリンピックが終わった。日本にとって歴史に残る大会だったと言える。しかし今回の大会はいろいろとハプニングだらけだった。最も僕がショックだったのは、男子マラソンのリマ選手への妨害であった。僕も走っている人間として、あれは許せなかった。他に、ライフル射撃競技で他の選手の的に撃って優勝を逃した(8位)選手もいた。左腕を脱臼しながら右腕だけで闘い、銅メダルを獲得したロシアの柔道選手もいた。100mの予選で、隣の選手と話しながらゴールしたガトリン(米)選手も印象的だった。ドーピング問題で金メダルを剥奪されたハンマー投げのアヌシュ選手。本当にいろいろなことがあった。しかし、そんなことより何より嬉しかったのが、日本人選手の活躍であった。メダルの数では、全部で37個。金・16個、銀・9個、銅・12個、これは史上最多であった。世界でも5位。米国、中国、ロシア、豪州に次ぐまさにスポーツ大国である。メダルを獲得した選手からもそうでない選手からも、沢山の感動と勇気をもらった。まさに夢に酔った17日間だった。大会中、本当にビールが美味かった。選手やスタッフの皆さんには「おめでとう」ではなく「ありがとう」と心の底から言いたい。熱いオリンピックが終わって、何か虚脱感である。ここのところ何故かぼうっとしている。9月になり、そろそろ学校(勉強)モード、走りモードに入らなければならないのだが、何か気が乗らない。いけない、いけない。9月19日の丹後ウルトラマラソン(60kmの部)に参加するため、8月は月間505kmを走った。この調子で、これからも走り込まなきゃ。さぁ、ハッスル、ハッスル!