サンスポ原稿10・18入稿分 スポーツの秋  スポーツの秋ということで、各地でスポーツが盛んである。番組でもスポーツ企画が目白押し。大阪の番組で、陸上とレスリング・卓球、三種目を一日でやった。陸上は100m競争。一緒に走ったのが、僕、77歳と62歳の男性、小学6年生の女子。それぞれ各世代のチャンピオンである。さぁ、誰が一番速かったか? 答えは60秒後。続いて、アマレスリング。相手は、只今62kg級世界ランキング2位という女子選手。女子レスリングは次のアテネオリンピックで正式種目になる競技なのだが、現在金メダルに一番近いと言われている岩間選手である。それが、また強いのなんのって……組んだ瞬間、岩かと思えるような身体。女だからなんて侮れない。必死に逃げても、クルクル身体を返される。昨今、どんな世界でも本当に女性が強くなった。女性が金(メダル)を持ち、男子は金(玉)を無くした。息子の小学校では、運動会。息子は、足が遅く、徒競争は見られたくないらしい。そっと隠れて見に行ったら、6人中4位。思ったよりは良かった…なんてホッと胸をなでおろす。そんな息子が最近ハマっているのが野球。あの掛布さんからもらったグローブで日夜練習に余念が無い。右投・左打ちなのだが、この打球が中々鋭いし良く飛ぶ。ガタイも良いし、これは将来鍛えれば何とかなるのではないか? と親の欲目。そんな息子に「将来何になりたいんだ?」と聞くと、何と「スネークハンター」と言う。なんじゃそりゃ? 「野球はやんないの?」と聞くと、「野球をやると忙しくてヘビを捕まえられないから…」だと。トホホホ。さて、100mの答え。1位―小学生。2位―僕。3位―62歳。4位―77歳、でした。