久々にハンドボールをやった。全日本と世界のクラブチームの対抗戦のエキジビジョンマッチ。高校全国制覇常連校の横浜商工のチームに混ざって試合をしたのだ。たけし軍団から、つまみ枝豆、ラッシャー板前、井手らっきょのメンバーも参加した。実は僕は高校時代、インターハイに出場し、国体選抜メンバーにも選ばれた、芸能界一のハンドお宅なのだ。あの頃、ハンドは本当にマイナー(今でもそうかな?)だった。ハンドというと、すぐ、ポートボールとか、ドッチボールと間違われた。しかし、ここ最近ちょっと様子が違う。‘97年、熊本で開催された世界選手権では、延べ22万人の観客を動員し、ヨーロッパの各地にあるプロリーグに、サッカーと同じく、日本からも選手を留学させ、来るアテネオリンピックの強化に努めている。日本ハンドボールは、ソウル以来、オリンピックに出場していない。「今度こそは!」という意気込みがひしひしと伝わって来る。試合中笑ったのは、井手らっきょが、相手のデフェンスともみ合った際、観客の笑いを取ろうといつもの調子で、ズボンを脱いだのだ。会場は大受けだったが、審判はギャグが分からず、らっきょに突進してきて、凄い形相で、イエローカードをらっきょの目の前に付きつけたのだ。らっきょは仰天しておろおろしている。そこへ、もう一人の審判も走り寄って来て、こちらはレッドーカードを付きつけ、らっきょにじりっじりっっと詰めよって行く。らっきょの顔はコチコチ、下はブラブラ。まるで、中東の国で裸になって怒られた江頭2:50のようだ。 おそらく、長いハンドボールの歴史の中で、試合中に素っ裸になって退場を食らったのは、らっきょ一人であろう。