2002年、若き勇者達が、極東の小さな国で、新たな伝説を創った。まさに歴史を塗り替えたサッカー! いや、フットボール! 大和猛達のそして大和魂の挑戦! 思えば98年、フランスの3戦惨敗。あれから4年。今回のフットボールの祭典は日本に一体何をもたらしたのだろう? 少なくとも、フットボールの言い知れぬ魅力は、より多くの人々に伝えられただろうか? 日本人が好きな、「ブーム」「ミーハ―!」 他、単なる「お祭り」として、伝わったのか? サッカーと言うスポーツが表現したかった、ある種のメッセージが本当に伝わったのか?・・・・・・・俄かファンでもいいじゃないか! そもそも、その昔、フットボールは俄かファンの支援から始まった。 ヨーロッパ列強国が、アフリカや南米の後進国を支配・占領するための手段、余興・娯楽、それこそがサッカーだった。手段としてのサッカー! 故に、後進国、発展途上国が見返したかったもの、それこそが、先進国に勝てるもの・・・・勝ちたいもの・・・・・それがサッカーだった! ここにサッカーの歴史そのものがあるのだ。声無き民族のレジスタンス、それがサッカーだった。僕らが、そして多くの人々が、その昔、魅了されたあの世界・・・・・フットボールが伝えてくれる特種な感動。ワールド。一種独特な魅力。
 思えば、我々日本国民は、そして日本国家は、1868年以来、諸外国(欧米列強)に蔑まされてきた歴史の遍歴だった。この国は、「違う努力」によって、列強と肩を並べ、富国強兵・殖産興行の掛け声のもと、国民一丸となって国民・国家の質的向上に粉骨砕身して来た。そして、19世紀、20世紀を経て、我国は、経済的には、そして国政的には、一応世界の列強と肩を並べるに至った。しかし、文化的(スポーツ文化を含む・・・)な側面では果たしてどうだったのだろうか? 芸術・思想・国民意識的側面からはどうだっただろうか? 本当に、世界の一流国家と肩を並べるに至れたのだろうか? ことサッカーにおいて我国がその一流、高貴の名声が欲しかったのは、19世紀、日本開闢以来から熱望していた悲願ではなかったか・・・・・・そしてそれこそが先進国(多くの国々の尊敬に値する国家)としての国に与えられるサー称号ではなかったのか・・・・・・・・我国は、これまで果たして進化していたのか、それとも後退していたのか・・・・・・・・・・判然としなかった。しかし、今回、確信を得た!・・・・・・・それは確固たる意志だった・・・・・・・スポーツという言語無き言語、表現無き表現で、日本人に訴えた今回のフットボール表現! ・・・・・・・・・・・・ごめん、ここまで書いた時点で、非常に眠くなったので、寝るわ~~今度、続き、書くね・・・・・今度は、「全体主義」と言う視点から、今回のこのHP上の騒動も踏まえて書こうと思う。