昨日、やっと、東京のノートPCから、宮崎に置いてあるデスクトップのPCにアクセスが可能になり、宮崎のPCに送られて来ていた200を超すメールを東京から読むことが出来た。
 しかし、東京のPCからレスすることが出来ない(レスする方法をまだ得とくしていない)でいる。メールをくれた方々には大変申し訳無いと思っている。
 
 ここで一部、急ぎの方に返事をしておきます。
 2002年3月分のこの日記の文章を使用したいと希望された方、どうぞどうぞご自由に使って下さい。
 
 1日(火)劇場にAM10時入り。場当たりが終わったのが、何と21時だった。結局、時間が無くて、ゲネプロは出来なかった。
 その後、さすがに走る時間・気力は残っていなかった。第一、腹が減り過ぎていた(笑)。この現代日本にあんなに空腹の48歳が果たしているだろうか?
 2日(水)もAM10時入りである。昼に通しをやり、19時からの本番である。
 時代劇なので、殺陣や道具・セリ等の場当たりに時間がかかるのは、まぁ仕方無いことである。
 芝居はやっていてそれなりに面白いし、遣り甲斐もあると思うのだが、困ったことが3つある。一つは、劇場が冷房で寒いこと(笑)。あの中に10時間以上もいると肉体と思考がおかしくなる。また、微熱が出そうである(笑)。
 次に、走る時間を確保出来難いこと。そして、勉強する時間も確保出来難いこと。
 
 7日に芝居が終わって間も無く、電通の人材開発局で「地方自治」に関する講演を頼まれているのだ。その事前調査・研究が出来ないことが辛い。
 相手は官公庁研修生。彼らの方が僕より詳しいと思うのだが(笑)。
 
 芝居はいよいよ明日から本番である。僕なんかの演技は全然お話にならないが、演劇という志を持った若者達が真摯に且つ懸命に取り組んでいる姿、幕末に向き合う意味空間を是非体感して頂きたいと思う。
 演劇という志と国の変革という志が一体化していると思う。
 
 僕には本当の「志」というものがあるのか? 彼らが、そして幕末の彼らが僕に問いかける。
 
 個人的に、幕末と戦国は全てのシーンが好きなので、どのシーンにも感動してしまう。
 今回の舞台で、冒頭のRAMJAさんの歌で、もう「うるうる」となってしまう。
 
 そしてその時、時代の変革時、分水嶺、分岐点に生きた人々の幸運をいつも想う。