17日(金)田代まさしさんの第2回公判の傍聴席券抽選に、東京地検に並ぶ。今日は前回より並んでいる人は少なかった。150名ほどだったろうか? 当たる確立が高い、にも関わらずまたまた外れた。今年最後のくじ運だと思ったのに・・・・・・・・・残念! 
 並んでいるときに、日刊スポーツの記者に話しかけられた。「前回、ゲンダイネットにあることないこと書かれて、偉い迷惑したから一切何も喋らない」と言うと、「ゲンダイと同じにされちゃ、困ります」だと。まぁ、そりゃぁそうだけど。他にも報知やサンスポの記者にも話しかけられるが、何も答えなかった。
 その日刊スポーツ記者に、「うちが当たったら、傍聴券を1枚お分けしますから、傍聴された感想を一言頂けませんか?」と誘われた。その記者は早稲田(教育学部)出身ということもあって、協力してやりたかったが、前回、そういう方法は公平・公正・平等の理念に反すると、この日記に書いた手前、丁重にかつキッパリとお断りすることにした。まぁ、もし外れたら法学の授業に出たかったこともあるのだが・・・・・・・・その法学の授業。携帯電話で出席を取るのだが、今日は何と携帯電話を忘れて出かけていたのだ。まぁ最悪出席は取れなくても、今年最後の授業なので受けようと思っていたのだ。
 抽選に漏れ、足早に学校に急いだ。しかし、な、何と法学の授業は休講になっていた。ショック! こんな落ちかよ! 掲示板で確認したら、昨日、休講の掲示がなされていた。一昨日チェックしたときは確かに無かった。もっと早く掲示してくれよ~って感じだった。こんなことなら、日刊スポーツの券で傍聴させてもらえば良かった(笑)。まぁ、それは冗談だが・・・・・・・・・
 学校から帰り、早稲田の地下鉄駅の近くで、偶然竹村さんに会う。何でも、早稲田の生協に本の営業に行くのだと言う。立派だ! 実に仕事熱心だ! 
 手持ち無沙汰だったので、帰りに本屋で「キッパリ」とかいう本を買った。自己変革という命題を、このように身近な生活でやり易いものや簡単なもの、小さなことからアプローチして行く方法もあるのだなと思った。生活のちょっとしたことであるが、中々変革出来ないものである。そういえば、都城市の新市長の長峯氏が、「子供の教育(徳育)は、まず靴を揃えることから」と言っていたが、この本を参考にしたのかも知れない。
 同じ自己変革でも、僕の本の中の最大テーマの「自己変革」は、日常の細々とした生活観からはちょっと乖離しているといえば、そうかもしれない。しかし、「遅い・いまさら・どうせ、は禁句にして、まだ間に合う・今がチャンス・やってみなけりゃわからないに変えよう」などと言うのは、正しく僕の本の内容とコミットしているような気がする。
 本の中で紹介されていた事項で、偶然だが何項目かはここ数年既に実行しているものがあった。他に、現在、「今後実行しなければならない課題」として挙げている項目(朝型の生活等々)も何項目かあった。作者自身、山口県のいわゆる地方生活者で、30過ぎてから、柔道やダンスに目覚め、柔道では初段を取ったらしい。そういう意味では、個人的には共感を呼ぶ内容だった。「挨拶をしよう」とか「食べるときは30回咀嚼しよう」とか、ごくごく当たり前のことが出来ていない現代、何となく、売れているのが分かるような気がした。