先日、初めて唯是君家に遊びに行った。環八沿いの一軒家である。知り合いの家の離れに下宿させてもらっているのだという。そこで、映画「残侠」のビデオを観せてもらった。僕と師匠が、兄弟分で、賭場荒しに来る設定である。中々見ごたえのあるシーンで、唯是君が絶賛するのも、むべなるかなという思いだった。
 ここ数日、東京はとても暑かった。異常気象である。でも、僕にとっては、走るのにとても最適だった。一旦死んだセミが慌ててまた生き返って来たような鳴き声で、ちょっと力が無い。 まさに最後の夏という感じである。今月になって、駒沢では、毎回タイムを計るようになった。ここの所、2kmを、7分15秒前後で刻んでいる。いつもどうも本番当日に向けての調整が今一つうまく行かないので、今は、スピードは少し落としている。しかし、距離の方は、1日~10日までの9月の第一タームでは、140km走っている。これは、ちょっと走り過ぎかも知れない。BBSのカキコに「休んだ方がいいのではないか?」とアドバイスを頂いたが、もう脅迫観念のようになっていて、中々休めない状態である。走りの場合、監督の仕事は、選手が走りたいという衝動を止めることだ、とよく言われる。 よく分かる。 選手はとにかく壊れるまで走る。 そういう習性であるし、またそういう選手でないと強くはなれない。 
 第1タームでは、毎日13~15km走り、14日(日)は、18km走った。足腰は相変わらず限界である。足よりも腰の方に、今は来ている。何だか、胸騒ぎの予感。
 しかし、今年は異常気象で、おまけに阪神の優勝、反対にイチローや松井が今一つぱっとしないなど、ちょっと変わった年である。こりゃぁ、後半、また何か突拍子も無いことが起こるかも・・・・・・関東大震災、危ないんじゃないか~? 何だか、胸騒ぎがするのは僕だけか?
 それにしても、ジーコジャパン、大丈夫かな~? 柳沢! 頼むよ! いくらなんでも、あそこで空振りは無いんじゃないか~? 次のドイツ、アテネ、何だか胸騒ぎの予感!