9日(日)の谷川真理ハーフマラソンで最も感動していたのは、一緒に連れて行った吉川(元たけし軍団・クロマニヨン吉川・46歳)だった。彼とは、もう20数年来の付き合いである。彼は、5kmの部に参加して、「こんな爽やかで気持ち良い世界があるとは知らなかった」とやたら感動していた。奴ももしかしたら走りの虜になるのかもしれない。

レースが終わった後、沢山のメールを貰った。しかし僕のPCのメアドって、どうやって分かるのだろう? 前の管理人さん経由かな~? まぁ、別に、匿名の訳の分からない誹謗中傷の類ではないので、全然構わないが。

その中に、ある警察官の方からのメールがあった。彼は以前、某箱根出場校で走っていたらしい。暫く振りに走りたくなり、2ヶ月前からちょこちょこ練習し、谷川ハーフに出た。タイムは1時間22分40秒だったらし。僕の前である。ちょっと練習しただけでこのタイム。やっぱり、やっていた人は基礎が違うんだろうな~

地方の国立大学の大学院生からもメールが来た。社会人入学で都内の理科系大学に入学し、その後地方の国立大学院に進学したらしい。その男性は、フルを2時間47分で走るらしい。まだ30代前半らしいが、凄い。「一緒に福岡国際に出ましょう」とメッセージされていた。大学院に行きながら、フルを2時間台で走っているのだ。頑張っているな~。目標である。きっとこういう人材が明日の日本を支えて行くのだろう。

谷川ハーフマラソンの会場で僕の本を差し出し、「サインを下さい」と言って来た男性がいた。その人は今度、医療系の大学を社会人入試で受けるらしい。是非、頑張って欲しい。

45歳で法科大学院に進学した男性もいた。彼は数年前、会社を辞め、株や債券関係のコンサルタントをしていたが、それらの相談には法律のことが密接に絡んで来るらしく、弁護士の資格を取るためなのだそうだ。

社会や世界は目まぐるしく変動している。その変化に対応するのが益々困難な時代になって来ている。もう、一昔前のメソッド、スキル、価値観、イデオロギーは確実に通用しなくなった。様々な社会制度は完全に疲労困憊している。青色発光ダイオードの中村教授が怒るのも無理は無い。

話は変わるが、今年は暖冬のはずだったのでは? 何だ? この寒さは! 東北・北海道では連日の記録的積雪である。中越の被災地でも大変である。ニュースを観ていて驚いたのが、毎年、雪下ろしで10人以上がお亡くなりになっているんだと。いや~知らなかった。豪雪地帯では雪下ろしも命がけなんだな~

東京でも、今日は最高気温6℃。夕方は3℃であった。おまけに北の風10m。さすがにインターバルは諦めた。駒沢ジョッグの途中、防寒用のウエアーを着たまま、1kmを3分30秒で走ってみたが、北風(強風)で前に中々進まず、さすがにめげた。結局、15kmのジョッグで今日の練習を終えた。甘いかな~? 甘いな~。